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仁川アジア大会


第17回アジア競技大会(2014/仁川)

競技紹介

セーリング競技は、船艇の帆の表面を流れる風の揚力を動力として、水上を滑走する速さ・技術を競う競技です。
1896年の第1回アテネ大会から五輪正式競技になっていましたが、悪天候の影響により、実際に開催されたのは1900年の第2回パリ大会からでした。初期の五輪では、レース形式や船艇の種類が何度か変更されましたが、1960年の第17回ローマ大会ごろから競技概要が統一され、出場国も増えてきました。

セーリングで日本が五輪に参加したのは1936年の第11回ベルリン大会からです。当時は競技人口の少ないスポーツでしたが、1964年の東京大会前後から、企業を中心に活動が行われるようになりました。その後、高校生や大学生の部活動、実業団のクラブ活動も盛んになり、現在に至っています。

アジア競技大会でのセーリング競技は、1970年第6回バンコク大会より行われています(翌テヘラン大会除く)。

セーリング競技は、風下に設置されたスタート地点から一斉にスタートし、指示されたルートを回る速さを競います。低得点方式に基づき、第1レースから最終レースまでの合計得点が最も低いチームが優勝となります。

アジア競技大会で実施される競技種目は以下の通りです。

 
<種目>14(カッコ内は乗員数)
■男子6
・RSX級(1)
・ミストラル級(1)
・レーザー級(1)
・オプティミスト級(1)
・470級(2)
・420級(2)

■女子6
・RSX級(1)
・RSOne級(1)
・レーザーラジアル級(1)
・オプティミスト級(1)
・29er級(2)
・420級(2)

■共通2
・ホビー16級(2)
・マッチレース(4、5)

<競技の進み方>
1日2レース、計12レースを予定。4レース未満は競技不成立。6レース以上は得点合計から最も悪いスコアを除外する
マッチレースは1次リーグの後、上位4チームが準決勝進出

※参加チーム数の増減などで競技の進み方が変わることがあります

 
参照リンク:
(財)日本セーリング連盟 オリンピック特別委員会
http://jsaf-osc.jp/index.html

 
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