仁川アジア大会
第17回アジア競技大会(2014/仁川)
バドミントン
競技紹介
バドミントンとは、ネット越しにラケットで羽毛を半球状のコルクに植え込んだシャトルコックを打ち合い、得点を競う球技です。
近代五輪では、1972年の第20回ミュンヘン大会と1988年の第24回ソウル大会で公開競技として行われ、1992年の第25回バルセロナ大会より正式競技種目として採用されました(混合ダブルスは1996年第26回アトランタ大会から)。
ゲームを行うコートの大きさは6.1m×13.4mで、ネットの高さは1.55m。ゲームは男子のシングルスとダブルス、女子のシングルスとダブルス、それに混合ダブルスの5種類があり、これらの組み合わせで団体戦も行われます。
得点は現在、サービス権に関係なくポイントが入るラリーポイント制が採用され、男女のシングル、ダブルスともに1ゲーム21ポイント(デュースの場合最大30ポイント)で、2ゲーム先取の3セットマッチで勝敗を決します。
バドミントンのサービスでは、他のネット型球技と異なり、サーバーがネットの近くからサーブをすることができます。そのため、攻撃的なサーブを認めるとラリーが続かなくなるため、「サーブを打つ際、打点が腕を真っすぐ下した時の肘の位置より下、ラケットヘッドが手首より下でなければいけない」といった多くの規制が設けられています。
バドミントン競技の見所・特徴は、シャトルの飛行速度の緩急差といわれ、世界のトップ選手になると、スマッシュの初速が400km/hを超え、他の競技と比較しても最速です。これが相手の手元に達する際には60km/h程度まで減速します。この飛行速度の緩急差・スピード感がバドミントン最大の魅力といわれます。