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仁川アジア大会


第17回アジア競技大会(2014/仁川)

ソフトボール
競技紹介

ソフトボールは、野球から派生した球技で、野球と基本形は同じですがグラウンドサイズ、使用球などルールが幾分異なっています。野球に比べ、狭い土地でも行うことができ、ボールも大きく安全性が高いため、老若男女を問わずに楽しむことができます。

世界ではアメリカ、カナダ、ニュージーランド、オーストラリア、パプアニューギニア、ボツワナ、日本などで特に親しまれ行われているスポーツです。特にアメリカにおいてはレクリエーション・スポーツとして非常に一般的で、ソフトボール専用のフィールドが街中に多数存在し、日本での軟式野球のような位置づけといえます。

ソフトボールでは、投手板はありますがマウンドはなく、ピッチャーズサークル内も他のグラウンドと同じく平坦になっています。
塁間は18.29mで、野球の3分の2の距離で、外野フェンスまでの最低距離も女子67.06mと短めになっています。
イニングは7回制で行われ、7回の裏終了時点で決着がつかない場合、8回からは無死二塁の状態から始まるタイブレーカーを用いた延長戦を行います。その際二塁走者は前のイニングで最後に打撃を完了した選手が入ります。
投手は打者に対して下手投げでボールを投げます。この際、手と手首が必ず体側線を通過していなくてはならないとされています。腕を風車のように1回転させて投げるウィンドミル投法が一般的です。

五輪では女子のみの競技で、1996年第26回アトランタ大会から採用されました。しかし2008年第29回北京大会での実施を最後に五輪競技からは除外されています。

アジア競技大会でのソフトボール競技は、1990年第11回北京大会から実施されています。

競技の進み方は、総当たりの1次リーグを行い、上位4チームがページシステムによる準決勝に進出します。
このページシステムは、敗者復活戦を含んだ変則トーナメントで、1次リーグ1位と2位、3位と4位が準決勝で対決します。
1位-2位の勝者は決勝へ進み、敗者は3位-4位の勝者と3位決定戦を行います。3位-4位の敗者は4位確定。
3位決定戦の勝者は決勝に進み、敗者は3位確定となります。

アジア競技大会でのソフトボールは、1990年第11回北京大会から実施され、日本代表は北京大会から3大会連続銀メダル。2002年第14回釜山大会から3大会連続の金メダルを獲得しており、今大会は4連覇を賭けて中国、チャイニーズ・タイペイなどのライバルと熱い戦いを繰り広げます。


参照リンク:
(公財)日本ソフトボール協会
http://www.softball.or.jp/

 
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