仁川アジア大会
第17回アジア競技大会(2014/仁川)
体操・トランポリン
競技紹介
トランポリン競技は、トランポリンを使用して跳躍し、アクロバティックな空中演技で華麗度と難易度を競う体操競技のひとつです。
安全のため角を丸くしたフレームに、スプリングで懸架した縦4.28m(±6cm)、横2.14m(±5cm)のベッド(跳躍する面、ベッド中央部には7cm±3cmの赤十字を表示)を張ったものがトランポリン競技の公式の跳躍器具とされます。
競技としてのトランポリンは、2000年のシドニー五輪から体操競技のトランポリン種目として、男女それぞれの個人種目が正式採用されました。
アジア競技大会では、2006年第15回ドーハ大会から体操競技の新種目として採用されています。
トランポリンは、国際体操連盟(FIG)が制定する採点規則に基づいて、技の美しさ・高さ・技の難易度・雄大さ・安定性などの観点で複数の審判員が採点し、演技点(Eスコア)+難度点(Dスコア)+跳躍時間点(Tスコア)の合計点で順位を競う競技です。
五輪やアジア競技大会では個人競技(1名が演技)のみが行われ、男女とも予選と決勝を行います。予選得点は第1演技と第2演技の得点合計からなり、予選得点上位8名が決勝進出となります。
決勝に進出した8人の選手は再び自由演技のみを行い、順位を決定します。
日本代表は今大会、男子2名、女子1名の計3名が出場します。前回大会では男子での銅メダルが最高でしたが、それを超える高みを目指して選手たちは跳躍します。