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仁川アジア大会


第17回アジア競技大会(2014/仁川)

競技紹介

近代五種とは、「近代」の「5種類の競技」という意味ですが、その5種類とは、馬術、水泳、フェンシング、コンバインド(射撃、ランニング)を指します。
近代五種の「近代」とは、近代五輪の父・クーベルタン男爵が、古代五輪の五種競技(レスリング・円盤投・やり投・走幅跳・短距離走)にならい、「近代」での五種競技をと考案・創設したのが近代五種であり、このことから「古代」五種競技に対して「近代」という言葉がつけられています。
正に近代五種は、クーベルタン男爵によって近代五輪とともに生み出された競技で、その精神を体現する競技、その申し子であり、数ある競技の中で唯一、国際オリンピック委員会(IOC)から誕生した競技です。

近代五種は、別名「キング・オブ・スポーツ」と呼ばれ、ヨーロッパにおいては非常に人気があり、王族・貴族のスポーツともされ、クーベルタン男爵にして「スポーツの華」と呼ぶ競技です。日本ではあまり知られていない競技ですが、五輪においては非常に由緒正しき競技であり、また存在感が非常にある競技でもあります。

アジア競技大会では、1994年第12回広島大会から採用されています。
男女それぞれ個人戦、団体戦が行われます。
 
 
参照リンク:
(公社)日本近代五種協会
http://www.kingo.or.jp/kingo.html

■フェンシング
 エペによる1分間1本勝負の総当たり戦で行います。勝率70パーセンを250点とし、得点が増減します。1勝あたりの得点は、出場人数により試合数が変わるため異なります。
■水泳
 200メートル自由形。男女共に2分30秒を250点とし、1秒あたり12点得点が増減します。
■馬術
 貸与馬による障害飛越競技です。騎乗馬は抽選により決定します。12障害15飛越(ダブル、トリプル障害を含む)で行われ、高さは最高で120㌢、300点満点からの減点方式です。
■コンバインド
 フェンシング、水泳、馬術の合計点の得点差を、4点=1秒とし、上位の選手からスタートし、射撃とランニングを交互に4回行います。射撃は、レーザーピストルを使用し、的に5回命中させます。射撃の制限タイムは50秒です。ランニングは、ラン800m×4回行います。ゴールした順番が最終順位となります。
 

<競技の進み方>
①1日でフェンシング(エペ)、水泳(200㍍自由形)、馬術(障害飛越)、コンバインド(射撃・ランニング)の順に行い、各競技の成績を得点に換算して順位を決定。

②団体=個人戦に出場した1チーム4人の合計得点で争う。

 
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