仁川アジア大会
第17回アジア競技大会(2014/仁川)
馬術
競技紹介
馬術は、唯一男女の差がまったくなく、馬という動物と一緒に行う競技です。
近代五輪第2回パリ大会で馬術は正式競技になりましたが、その時の競技は障害飛越1競技のみでした。1921年に開催された国際会議の結果、五輪では総合馬術(イベンティング)、馬場馬術(ドレッサージュ)、障害飛越(ジャンピング)の3競技で構成することが決められています。
アジア競技大会における馬術競技は、1982年第9回ニューデリー大会より行われています。
競技の進み方は以下の通り。
①総合馬術
馬場馬術、野外騎乗(耐久)、障害飛越を3日間で行う。総合成績(減点法)で順位を決める。団体は1チーム3、4人で上位3人の成績で争う。個人の最終日(障害)は20位(1カ国・地域2人)までが進む。
②馬場馬術
3日間で行われる。団体は1チーム4人で、上位3人の合計得点率で争う。初日の団体戦は個人予選を兼ねる。個人予選の25位(1カ国・地域3人)までが個人決勝に出場する。決勝は2ラウンド(2日間)行われ、1日目の上位15位(1カ国・地域2人)までが2日目に行われる自由演技に進む。最終順位は2ラウンドの合計。
③障害飛越
2日間で行われる。団体は1チーム4人で行い、上位3人の得点(減点法)で争う。団体戦は個人予選を兼ねる。個人予選の個人40位(1カ国・地域3人)までが2日目の個人戦に出場。個人戦は2ラウンド行われ、第1ラウンドの上位25位(1カ国・地域2人)までが第2ラウンドに進む。最終順位は2ラウンドの合計。
※参加チーム数の増減などで競技の進み方が変わることがあります