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仁川アジア大会


第17回アジア競技大会(2014/仁川)

競技紹介

ボート競技は、水上でボートに乗り、ある一定の距離をオールを使って漕ぎ順位を競う競技です。ルールは単純ですが、競技の特性上自然条件・天候などに大きく左右されやすく奥が深いスポーツです。

ボート競技はヨーロッパで発展したものであり、五輪にも第1回アテネ大会(男子)、第21回モントリオール大会(女子)から採用されており、歴史の大変古い競技のひとつです。現在でも欧米諸国が群を抜いて強い競技ですが、近年では女子競技で中国が欧米諸国に並んでメダルを獲得する躍進を見せています。

日本国内では欧米諸国に比べると競技人口は少ないですが、大学におけるボート競技が盛んであり、全日本大学選手権には約80校が参加しています。2005年にはボート競技では五輪に次ぐ世界ボート選手権が岐阜県長良川でアジア初として開催されました。
 

アジア競技大会でのボート競技は、1982年第9回ニューデリー大会から採用されています。
ボート競技にはさまざまな種目があります。大きく分けて、大きいオールを1人1本持って漕ぐスウィープ種目と、小さいオールを1人2本持って漕ぐスカル種目の2つがあります。一般に、同じ漕手数の艇の場合、スウィープよりスカルのほうが高速です。
また、体重によって軽量級とオープン種目に分かれ、国際大会では全て2000メートルの距離で競われます。

アジア競技大会で実施される種目は以下の通りです。

■男子7
・シングルスカル
・ダブルスカル
・かじなし4人スカル
・軽量級シングルスカル
・軽量級ダブルスカル
・軽量級かじなし4人スカル
・エイト
■女子7
・シングルスカル
・ダブルスカル
・かじなしペア
・かじなし4人スカル
・軽量級シングルスカル
・軽量級ダブルスカル
・軽量級かじなし4人スカル

勝敗はボートの先端にあるボールが、フィニッシュラインを超えた順番で決まります。
レースは何回かに分けて行われ、予選、敗者復活戦、準々決勝、準決勝のように進み、決勝で最終的な順位をつけます。

※参加チーム数の増減などで競技の進み方が変わることがあります


参照リンク:
(公社)日本ボート協会
http://www.jara.or.jp/

 
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