ロンドン2012
概要・説明
競技方法
バレーボールは1964年の東京大会から男女ともオリンピックの正式種目として行われてきた。ロンドン大会の出場チームは男女とも12。選抜方法は男女とも同じ。開催国、ワールドカップ上位3チーム、5大陸予選代表5チーム、世界最終予選代表3チーム。
女子の出場12チームは、イギリス(開催国)、イタリア(ワールドカップ1位)、アメリカ(ワールドカップ2位)、中国(ワールドカップ3位)、アルジェリア(アフリカ大陸予選)、トルコ(ヨーロッパ大陸予選)、ドミニカ共和国(北中米大陸予選)、ブラジル(南米大陸予選)、日本(アジア大陸予選)、ロシア(世界最終予選)、韓国(世界最終予選)、セルビア(世界最終予選)の12チーム。
試合はラリーポイント制5セットマッチで行われ、3セット先取したチームが勝利する。第1セットから第4セットまでは25点先取、24−24となった場合は得点に関係なく2点差がつくまで試合が続けられる。セットカウント2−2で第5セットに入った場合は15点先取。第5セットも14−14となった場合は2点差がつくまで続行される。
【予選ラウンド】
予選ラウンドは、参加12チームが世界ランキングによって6チームずつA・B2組に振り分けられ、それぞれ1回戦総当りリーグを行い順位を決める。各組の上位4チーム計8チームが準々決勝へ進出する。各組の下位2チームは予選ラウンド敗退となり、以後試合は行わない。
各組の順位は、勝点により決定する。試合で与えられる勝点について
・試合がセットカウント3−0、または3−1の場合
勝者に3ポイントが与えられ、敗者は0ポイントとなる。
・試合がセットカウント3−2の場合
勝者に2ポイント、敗者に1ポイントが与えられる。
2チームまたはそれ以上のチームが同じ勝点で並んだ場合、順位決定の優先順位は下記の通り。
[第1優先] 勝利数
[第2優先] セット率 (セット率=総得セット/総失セット)
[第3優先] 得点率 (得点率=総得点/総失点)
【準々決勝】
(1) A組1位 VS B組4位
(2) A組2位 VS [B組3位またはB組2位]
(3) A組3位 VS [B組2位またはB組3位]
(4) A組4位 VS B組1位
の組合せで対戦する。
各試合の勝者は準決勝に進出する。5-8位決定戦は行わない。
※(2)(3)の組合せは予選ラウンド終了後、国際バレーボール連盟によるドローにより決定。
【準決勝・決勝】
(1)の勝者 VS [(2)の勝者または(3)の勝者]
[(2)の勝者または(3)の勝者] VS (4)の勝者
が対戦。その勝者同士で決勝戦、敗者同士で3位決定戦を行う。
順位決定方法
各組の順位は、勝点により決定する。試合で与えられる勝点について
試合がセットカウント3−0、または3−1の場合:勝者に3ポイントが与えられ、敗者は0ポイントとなる。
試合がセットカウント3−2の場合:勝者に2ポイント、敗者に1ポイントが与えられる。
2チームまたはそれ以上のチームが同じ勝点で並んだ場合、順位決定の優先順位は下記の通り。
[第1優先] 勝利数
[第2優先] セット率 (セット率=総得セット/総失セット)
[第3優先] 得点率 (得点率=総得点/総失点)