MENU ─ バンクーバー2010

バンクーバー2010


スキー・ノルディック複合 NORDIC

見どころ

ノルディック複合は、ジャンプとクロスカントリー両種目の成績によって順位を争う競技。ジャンプの得点をタイムに換算して、そのタイムのいい選手からクロスカントリーがスタートする。(タイム差でスタートする)先着した選手から順位が決まる。ジャンプに関しての得点は(ポイント)は、スペシャルジャンプと同じ方法で行う。

グンダーセン方式(Gundersen)個人

先にジャンプを行い、ジャンプの成績を基(差)にクロスカントリーを行う競技方法。1本のジャンプの得点をタイムに換算(15点=1分)し、そのタイム差が後半のクロスカントリーのスタート順となる。後半のクロスカントリーは、10km走り、ゴール到着順がそのまま順位となる。

スプリント(Sprint)個人

ワールドカップでは現在行われていないが、オリンピックでは実施される。ジャンプはラージヒル1本、クロスカントリーは10kmを走り順位を決める。(ワールドカップで実施していたクロスカントリーの距離は7.5km)

チーム(Team)団体

4人1組でチーム編成し、ジャンプ、クロスカントリーとも4人の合計タイム(得点)で競う。クロスカントリーは4人によるリレー方式で行う。ジャンプは1本。

飛距離(Distance Point)の得点

得点内容はスペシャルジャンプと同じで、ジャンプ台の規模によって計算される。1mごとの得点はジャンプ台のK点により定められた得点換算表による。

K点
85m〜109m(ノーマルヒル) 2.0点/m
110m以上(ラージヒル)   1.2点/m
K点距離が距離点60点となる。1mあたりの点数が決定されたの後、測定された距離との距離差が計算される。K点以下の飛距離は、距離差に1mあたりの点数を掛け、それを60点から差し引く。逆にK点以上の飛距離があった場合、距離差に1mあたりの点数を掛け、それを60点に加える。

[例] K-120 A選手が125m飛んだ場合
5m×1.2点=6.0点+60点 飛距離点66.0
K-90 B選手が88m飛んだ場合
2m×2.0点=4.0点−60点 飛距離点56.0

ジャンプの順位は、スペシャルジャンプと同じで、この飛距離点と飛型点(JudgesPoint)の合計で決定する。

ジャンプのポイントをタイムに換算する

グンダーセン方式の場合、ジャンプのポイントをタイムに換算して 後半のクロスカントリーはそのタイム差によってスタートする。 ジャンプの飛距離点のポイント15点が1分に換算される。ただし、 団体戦は45点が1分に換算される。
10kmコース  1分=15点
4×5km(団体)1分=45点

バンクーバーオリンピックで実施されるノルディック複合競技の種目と日程
Individual(ノーマルヒル個人戦) NH/10km 2月14日
Team(団体戦) LH/4×5km 2月23日
Individual Sprint(ラージヒル個人戦) LH/10km 2月25日
※スプリントはラージヒル1本
ページをシェア