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トリノ2006


スキー・スノーボード SNOWBOARD

見どころ

オリンピックには、1998年の長野大会から採用された最も新しい競技です。 トリノ冬季オリンピックではアルペン競技のように旗門がセットされたコースを2人並行して滑るパラレル大回転、半円形のバンクの中でパフォーマンスするハーフパイプ、複数のオブストラクションと旗門が配置されているコースを4人が同時に滑るエキサイティングな競技、スノーボードクロスの3種目が行われます。スノーボードクロスは新種目です。

Parallel Giant Slalom/パラレル大回転

並行にセットされた2つのコース(旗門をセットしたコース)を、2人並んで滑り、タイム順に上位16名が決勝トーナメントに進出。予選は1本のタイムで行います。決勝ラウンドはトーナメント方式でベスト8、ベスト4、決勝と勝ち抜き戦となります。

Half-pipe/ハーフパイプ

選手は半円形のハーフパイプの中でジャンプ、トリック、技を連続して行い演技の難易度、エアの高さ等で採点します。

スノーボードクロス(Snowboardcross)(新種目)

レースは、1組4人の同時スタートで行われ、コース上に設置されたオブストラクションをクリアしながらスピードを競い、速くゴールした選手が勝者という単純明快な競技。各組上位2名が勝ち上がるトーナメント方式で、ルールは、大きく旗門の内側を滑る、故意に他の選手を妨害しないことの2点が妨害の対象で、狭いコースで行うので故意でなければ接触等は妨害とはなりません。

日本代表選手

男子ハーフパイプには3人が出場。
10月21日のワールドカップ・ザースフェー大会で優勝した國母和宏選手が、男子の中で最初にトリノ冬季オリンピック出場内定を決めました。
2003年シーズン総合3位、2004年シーズン総合4位と世界トップレベルの実力を持つ成田童夢選手やソルトレークシティー冬季オリンピックでは初出場ながら5位入賞した中井孝治選手も大舞台での実績があり、メダル獲得が期待されます。
最後に代表選手となった村上史行選手は今季ワールドカップ5戦で自己最高タイの2位に入っています。
パラレル大回転は鶴岡剣太郎選手、スノーボードクロスは千村格選手が出場します。


國母和宏選手


成田童夢選手

女子ハーフパイプは2004/2005シーズンのワールドカップ種目別総合優勝を果たした今井メロ選手と種目別総合3位の山岡聡子選手が実績を考慮され、昨年3月にいち早く内定。今井選手は2005年シーズンの活躍からすると十分メダル圏内。山岡選手も日本女子選手初のワールドカップチャンピオンとして虎視眈々とメダルを狙います。


今井メロ選手


山岡聡子選手

伏見知何子選手はワールドカップ・ザースフェー大会で3位になるなどの実績が認められました。
中島志保選手は2005年世界選手権7位入賞と大舞台に強いところを見せています。
パラレル大回転の竹内智香選手は2004年ワールドカップ真駒内大会で3位に入った実績があります。
同種目の家根谷依里選手は、2004年シーズンにワールドカップ開幕直後に連続10位以内に入賞経験があり、パワフルな滑りには定評があります。

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