トリノ2006
スキー・ジャンプ JUMP
見どころ
ジャンプ競技は、技術、パワー、そしてマテリアルの3つの「完璧さ」が求められる競技です。選手たちは、ただ遠くへ飛ぶだけではなく、ポイントの重要な対象となっている空中フォームやテレマークと呼ばれる着地姿勢で得られる飛型点を競います。繊細さと豪快さを併せ持つ競技です。
Normal Hill/ノーマルヒル
HS-106m(ヒルサイズ)の台で2ラウンドを行い、2ラウンドの合計ポイントで競います。
飛距離をポイントに換算し、飛型点(空中フォーム及び着地)を合計したものがポイントです。
Large Hill/ラージヒル
HS-134mの台で2ラウンドを行い、ノーマルヒルと同じ方法でポイントを算出し、合計ポイントで競います。
Team Event/団体種目
ラージヒルの団体戦で1チーム4選手が出場、個人戦と同じように1選手2回のジャンプを飛び、4選手の合計ポイントで競います。
日本代表選手
ジャンプは6名が出場。新星、伊東大貴選手は昨シーズン、ビショフスショーフェンで行われたワールドカップラージヒルで2本目にバッケンレコードとなる143メートルの大ジャンプを見せ、3位と初の表彰台。非凡な才能を開花させました。日本選手の通算最多優勝タイを誇り、5大会連続オリンピック出場のベテラン葛西紀明選手はトリノオリンピックで悲願の金メダルに挑みます。
伊東大貴選手
葛西紀明選手
同じくベテランの原田雅彦選手は、ノーマルヒルで日本勢最多のオリンピック出場が決定しました。また岡部孝信選手や一戸剛選手らとともにコンチネンタル杯ロバニエミ大会で日本人選手最高の成績をあげた16歳の新星、伊藤謙司郎選手が抜擢されました。ジャンプ競技で高校生代表は史上初です。
原田雅彦選手
岡部孝信選手