ロンドン2012
見どころ
今大会の目標及びチームの特徴
目標は、メキシコ大会以来44年ぶりのメダル獲得を目指す。ミドル級で金メダルとほかの3階級でベスト8(5位入賞)以上を獲得できるように頑張りたい。
昨年度より山根新会長体制が発足し、「絆と団結」をテーマに、事前合宿から国際大会に臨み、4月第1回世界女子ジュニア・ユース選手権大会(トルコ)で金1、銅1を獲得。7月プレジデントカップ国際トーナメント(インドネシア)で金3、銀3、銅2の成績を挙げ、国別対抗総合優勝(初のプレジデントカップ獲得)。10月世界選手権大会(アゼルバイジャン)で銀1、10位入賞が1、ベスト16が1、ベスト32が2。今年4月のアジア選手権大会(ロンドンオリンピック最終予選、カザフスタン)で銀1、銅3、ベスト8が1と好成績を挙げている。
特にミドル級の村田選手は、2012年6月現在の世界ランキングで2位。1位のKHYTROV(ウクライナ)は、世界選手権の決勝で22対24の僅差で敗れた選手であり、3位のONEILL(アイルランド)とは大差18対9で勝っている。この階級の優勝候補筆頭である。
出場選手の特徴および展望
◆52kg級(フライ級) 須佐 勝明(自体校)チームのキャプテンとしてチームをまとめ、ベスト8を目指す。
2010 | プレジデントカップ(カザフスタン) | 金 |
アジア大会(中国) | 銅 | |
2011 | プレジデントカップ(インドネシア) | 金 |
世界選手権(アゼルバイジャン) | ベスト32 | |
2012 | アジア選手権(カザフスタン) | 銅 |
◆56kg級(バンタム級) 清水 聡(自体校):オリンピック2回連続出場
ベスト8を目指す。
2011 | 世界選手権(アゼルバイジャン) | ベスト32 |
2012 | アジア選手権(カザフスタン) | 銅 |
◆69kg級(ウェルター級) 鈴木 康弘(自体校)
ベスト8を目指す。
2011 | プレジデントカップ(インドネシア) | 銀 |
世界選手権(アゼルバイジャン) | ベスト32 |
◆75kg級(ミドル級) 村田 諒太(東洋大・職):2012.6.1 世界ランキング2位
優勝を目指す。
2011 | プレジデントカップ(インドネシア) | 金 |
世界選手権(アゼルバイジャン) | 銀 |
今大会の有力選手
◆2012.6.1世界ランキングトップ3
・49㎏級(ライトフライ)
1位 SHIN Jong Hum(韓国)
2位 ZOU Shiming(中国)
3位 AYRAPETYAN Dabid(ロシア)
・52㎏級(フライ)
1位 ALOIAN, Misha(ロシア)
2位 SELBY, Andrew Christopher(ウェールズ)
3位 MAMISHZADE, Elvin(アゼルバイジャン)
・56㎏級(バンタム)
1位 YUNUSOV, Anvar (タジキスタン)
2位 ALVAREZ ESTRADA, Lazaro Jorge (キューバ)
3位 CAMPBELL, Luke (イングランド)
・60㎏級(ライト)
1位 TOLEDO LOPEZ, Yasniel (キューバ)
2位 VALENTINO, Domenico (イタリア)
3位 LOMACHENKO, Vasyl (ウクライナ)
・64㎏級(ライトウェルター)
1位 STALKER, Thomas Lee (イングランド)
2位 URANCHIMEG, Munkherdene(モンゴル)
3位 DOS SANTOS LOPES, Everton (ブラジル)
・69㎏級(ウェルター)
1位 SHELESTYUK, Taras (ウクライナ)
2位 EVANS, Freddie Williams(ウェールズ)
3位 BACSKAI, Imre Balazs (ハンガリー)
・75㎏級(ミドル)
1位 KHYTROV, Ievgen (ウクライナ)
2位 村田 諒太(日本)
3位 O'NEILL, Darren (アイルランド)
・81㎏級(ライトヘビー)
1位 LA CRUZ PERAZA, Julio Cesar (キューバ)
2位 MEKHONTSEV, Egor (ロシア)
3位 HOOPER, Damien Duncan (オーストラリア)
・91㎏級(ヘビー)
1位 MAMMADOV, Teymur (アゼルバイジャン)
2位 WANG, Xuanxuan (中国)
3位 USYK, Oleksandr (ウクライナ)
・+91㎏級(スーパーヘビー)
1位 MEDZHIDOV, Magomedrasul (アゼルバイジャン)
2位 CAMMARELLE, Roberto(イタリア)
3位 JOSHUA, Anthony Oluwafemi Olaseni(イングランド)