MENU ─ ロンドン2012

ロンドン2012


見どころ

男子の見どころ

 2011年の世界選手権で個人出場枠を獲得しているのが菊地栄樹である。菊地はオリンピック初出場だが、2009年の世界選手権で団体銅メダルを獲得、2011年第2回ワールドカップトルコ・アンタリア大会では主力選手として活躍、団体2位となっている。切れ味鋭い射は安定感があり、メンタル面でも安定している。昨年末からJISSマルチサポートによるトレーニングで、一段と力をつけてきており、オリンピックでは上位入賞を狙う。

 団体枠では、アテネ、北京の両オリンピックを経験している古川高晴、ここ数年で急速に実力をつけてきた石津優の3名で団体上位入賞を狙う。

女子の見どころ

 早川漣も2011年の世界選手権で個人出場枠を獲得している。早川は北京オリンピックで6位入賞した早川浪の妹で、姉と同じく18歳まで韓国で育ち、2010年に日本に帰化した選手である。ジュニア期に韓国で培われた高い技術は日本での経験でさらに磨きがかかっており、長身から繰り出されるダイナミックな射は、見応えがある。2011年のアジア選手権大会で団体優勝、ロンドンオリンピックテストマッチ個人4位、2012第1回ワールドカップ中国・上海大会では男子代表の菊地と組んだミックスチームで韓国チームを下し、2位となっている。2012年5月現在、世界ランキングは10位。オリンピック初出場ながら、メダル獲得を目指す。

 団体枠では、早川に加え、2009年世界選手権で団体2位の経験を持つ蟹江美貴、2011年アジア選手権で早川とともに団体優勝を経験した伸び盛りの川中香緒里の3名で上位入賞を目指す。

ページをシェア