ロンドン2012
見どころ
今大会の目標
男子:団体総合金、個人総合金を含む複数メダル、種目別金メダルを含む複数メダル獲得を目標とする。
女子:団体、個人総合および種目別決勝進出を目標とする。
日本人選手
◆男子
前回の北京大会で銀メダルを獲得し、2009年から世界選手権個人総合3連覇中の内村航平を中心に、2011年の世界選手権代表だった田中和仁、山室光史、田中佑典に初代表で18歳の加藤凌平が加わり充実した布陣となった。
◆女子
2大会連続で団体出場権を得た日本女子は、前回大会代表の美濃部ゆう、鶴見虹子、新竹優子に加え、2011年世界選手権代表の田中理恵、寺本明日香と全員が代表経験のある顔ぶれで、まずは団体決勝進出となる8位入賞を目指す。
他国の有力選手
男子においては日本を除くと、圧倒的な強さを示した前回の北京大会に比べると戦力は落ちたが、やはり中国が力を持っている。それにドイツ、アメリカが追随している。また、伝統国ロシア、ウクライナ、地元イギリスも堅実な演技で巻き返しを狙っている。男子では個人総合においてはアメリカのOrozco、Leyva、ドイツのBoy、Hambuechenが内村に対抗してくるだろう。種目別は、世界各国にスペシャリストが揃っている。
一方女子は、団体でアメリカが一歩リードし、ロシア、ルーマニアが力をつけている。前回優勝の中国は、核となる選手不在で厳しい戦いを強いられそうだが、潜在能力は高い。個人総合についても前述した4カ国のエースがしのぎを削ることになるであろう。