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アテネ2004


見どころ

アテネ大会には、470級(男女各)、ミストラル級(男女各)、レーザー級、ヨーロッパ級、49er級に出場する。8月のレース海面は、北または北東の風が多いとされ、東側の丘陵の影響で、風の強弱、風向の差異がある。風速は総じて軽風から中風が予想される。午前中は風が吹かず、午後から夕方にかけて吹き出すパターンが多い。470級男子の関一人選手(28)・轟賢二郎(28)チームは世界ランキング15位の実力を持つ(オリンピック初出場)。同女子の吉迫由香選手(24)・佐竹美都子選手(27)チームは4〜5mの風速域での走りは圧倒的で、世界選手権で1位をとったレースもある(オリンピック初出場)。ミストラル級男子の見城元一選手(35)は、日本の同クラスの第一人者として、豊富な経験と練習量を誇る(オリンピック出場2回目)。また同クラス女子の今井雅子選手(37)もまた、豊富なレース経験と練習量で注目される(オリンピック出場3回目)。レーザー級の鈴木國央選手(27)は、強風下のクローズホールド、フリーに卓越した技術を持つ(オリンピック出場2回目)。ヨーロッパ級の佐藤麻衣子選手(26)は、国内では国体で6連勝するなど同クラスの第一人者。49er級の中村健次選手(40)・高木正人選手(38)チームは中村選手がオリンピック出場4回目、高木選手が同2回目というベテランペア。49er級以前に乗艇していた470級では世界選手権で2位を2回とっている。

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