2010/02/11
世紀の祭典を心待ちにするウィスラー村
バンクーバー市内はすでにオリンピックムード一色ですが、盛り上がっているのはバンクーバーだけではありません! 雪競技やボブスレーなどが行われるウィスラーの村は、早くもお祭りムードになっています。
ウィスラーは、スキーのワールドカップも行われる、カナダでも有数の雪質とコースを誇る山岳リゾート。今回のオリンピックでは、スキーのアルペン、クロスカントリー、ジャンプ、ノルディック複合、またバイアスロン、ボブスレー、スケルトン、リュージュの会場となっています。
バンクーバーからバスに揺られること2時間半。降りたった瞬間、バンクーバーとはまったく違う、キンと硬い空気に身が引き締まります。暖冬といっても、さすがウィスラー。1分もしないうちに指先が凍えてきました。
村に入って最初に目に入るのは、大きなオリンピックシンボルのオブジェ。記念撮影の列が後を絶ちません。背景には、アルペンのコースとなるウィスラー山がそびえたち、その風景には興奮を抑えられません! さらに2分ほど歩いたエリアには、ボブスレーのそりのオブジェも出現。こちらも、ボブスレーに実際に座れるので、記念撮影のメッカとなっています。
そのほか、テレビ局の公開放送局の舞台や、メダルセレモニーの舞台など、町のいたるところにオリンピックを楽しむためのイベントスペースが準備中。村が小さいだけに、どこを歩いてもオリンピック一色で、気持ちが盛り上がります。
また、チケットオフィスもバンクーバー以上に長蛇の列が出来ています。この日は、ボブスレーやアルペンなどウィスラーで行われる競技の追加販売があったため、思わぬラッキーに、村を訪れていた観光客らは満面の笑みでチケットを手にしていました!
この日は開会式前のため、早めにウィスラー入りした観戦客がスキーを楽しむ姿も。いつになく活気を帯びた、この雄大な山々に囲まれたリゾートは、世紀の瞬間を心待ちにしています!