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TEAM JAPAN DIARY

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2010/02/13

熱気に包まれた開会式! 日本代表選手団は88人参加

21回オリンピック冬季競技大会(2010/バンクーバー)が12日、開幕しました! 開会式は、冬季オリンピック至上初となる屋内開催。フットボールチームの本拠地であるBCプレイスは、待ちに待った祭典のスタートを祝う約55000人の観客であふれかえり、熱気に包まれた夜となりました。

開会式は、オリンピックシンボル(5つの輪のマーク)からスノーボーダーが飛び出てくる演出でスタート。先住民族によるダンスで盛り上がるなか、入場行進が始まりました。行進順は、ギリシャを先頭に、国名の頭文字のアルファベット順で、最後が開催国のカナダです。

Nippon_3 43番目に行進した日本代表選手団(提供:アフロスポーツ)

日本は参加82カ国のうち43番目。岡崎朋美旗手を先頭に、役員らを含めた88人が行進に参加しました。今回5度目の出場となる岡崎旗手は、自ら旗手に志願。「思いっきり楽しみたい」といっていた通り、満面の笑みで胸を張って旗を大きく振っていました。初参加となる選手らも、頬を赤らめながら元気に行進。約55000人の観客からパワーをもらっている様子でした。

また入場行進のなかで、観客の心がひとつになる場面がありました。この日、グルジアの男子リュージュの選手が公式練習中に事故死。「グルジア」がコールされると、観客はいっせいに立ち上がり、悼みと激励の拍手を精一杯贈りました。

今回の演出は、オーロラや大きなシロクマ、雪山、紅葉カエデなど、カナダの自然を全面にアピールする映像やオブジェが満載。先住民との融和やサスティナビリティ(持続可能)をテーマとしたオリンピックにふさわしい、温かみと美しさのあふれる演出でした。

Shirokumaオーロラとシロクマの演出(提供:アフロスポーツ)

最後は聖火点灯。アイスホッケーの元選手でカナダの国民的英雄である、ウェイン・グレツキーさんら4人が同時に点灯し、3時間にわたる祭典を締めくくりました。

Seika点灯した聖火(提供:アフロスポーツ)

今大会は、史上最多の82カ国・地域から約2500人の選手が参加。史上最多の86種目が、212日〜28日までの17日間行われます。 (JOC広報チーム)

Senjyuumin_2  先住民の踊りに乗って行進する日本代表選手団(提供:アフロスポーツ)

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