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TEAM JAPAN DIARY

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2010/02/10

活気づくオリンピック開幕直前のバンクーバー

文:高樹ミナ

12日(日本時間13日)、いよいよバンクーバー冬季オリンピックが開幕します。現地には世界中から続々と観戦客が到着し、街を行き交う人の数は、ほんの一週間前とは比べものにならないくらい増えています。特にダウンタウンは多くの人でにぎわっており、なかでも街の中心にあるバンクーバー美術館周辺には、メインチケットセンターやイベント会場があることから自然と人が集まってきます。

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多くの人で賑わうバンクーバー美術館周辺

バンクーバー美術館前のロブソン・スクエアに、いちはやくお目見えしたのは特設のスケートリンク。ここは半地下ですが、屋外なので解放的で、誰もが手軽に利用できます。子どもから大人まで幅広い年齢層の皆さんがスケートを楽しんでいるなかで、ひときわ目を引くのが子どもたちの姿。その滑りはなかなかのもので、さすがウインタースポーツが盛んなカナダっ子と感心させられます。

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スケートリンクの目の前は、競技の観戦チケットを販売するメインチケットセンターです。ここにはチケットを買い求める人々が長蛇の列をつくっています。枚数が限られていること、競技によっては驚くほど価格が高いことなどから、日本でオリンピックチケットを手に入れるのは大変ですが、バンクーバー現地ではまだ買うことができます。
それにはじっと並んでいる根気も必要ですが、そこは4年に一度のオリンピック。世界最高の競技パフォーマンスを実際に見てみたいという人々の列は、絶えることはありません。

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ちなみに、室内競技に限っては“Obstructed View”と書かれたチケットがあるのをご存知でしょうか? これは障害物により視界が妨げられる、つまり競技や演技が見えにくい席のことで、テレビカメラのクレーンやポールなどが障害物となって、場合によっては半分程度しか見えないこともあります。そのぶん通常のチケットより多少安価なため、売れ行きは上々のようです。

そのほか、ロブソン・スクエアでは競技中継が見られるパブリックビューイングやイベントステージ、体験型のアトラクションなどが設けられ、誰もがオリンピックを楽しめる主要スポットのひとつになります。開幕直前のバンクーバーはオリンピックムード一色。開会式まで、いよいよ秒読みに入りました。

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