写真:長田洋平/アフロスポーツ

ラグビーフットボール

RUGBY
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ラグビーはイングランドが発祥で、楕円形のボールを奪い合ってボールを前に落とさず後ろに投げながら相手陣のゴールまで運ぶ競技です。ワールドカップは15人制で行われますが、オリンピックでは現在7人制が実施されています。

東京2020大会7人制ラグビー 女子

東京2020大会 ラグビーフットボール 女子(写真:長田洋平/アフロスポーツ)



オリンピックにおけるラグビーの歴史

ラグビーがオリンピック正式競技となったのはパリ1900大会のことです。男子15人制が採用され、ロンドン1908大会、アントワープ1920大会、パリ1924大会での4回実施されました。その後長いブランクを経て、リオデジャネイロ2016大会より7人制ラグビーとして復活しました。女子ラグビーもリオデジャネイロ2016大会が初めての実施となりました。

ラグビーフットボール

東京2020大会 ラグビーフットボール 女子(写真:長田洋平/アフロスポーツ)

ラグビーの基本ルール

ステップやスピードで相手をかわし、柔軟性のある戦術を駆使して相手陣にボールを運び、得点を重ねる競技がラグビーです。パスやキックなど、後ろ方向へのパス以外は自由度が高く、様々なプレースタイルが展開されます。得点は相手のゴール領域内でボールを接地(グランディング)させる「トライ」が5点で、ゴールポスト間にボールを蹴り入れる「コンバージョンゴール」が2点、ワンバンドでボールを蹴り入れる「ドロップゴール」が3点、そして相手の反則に対する「ペナルティキック」でのゴールが3点という4つの方法があります。

ラグビーフットボール

東京2020大会 ラグビーフットボール 男子(写真:フォート・キシモト)

7人制ラグビー独自のルールや特徴

7人制ラグビーのフィールドは、15人制と同じく幅約70m、長さ約100mです。この広いフィールドでわずか7人の選手がプレーするため、一人ひとりのスピードとタックルの力強さが一段と重要とされます。少ない人数で大きなフィールドを駆け抜けるため、選手たちは長いパスを駆使してダイナミックな試合展開を生み出します。試合時間は15人制の80分に比べて14分と短く、ハーフタイム2分を挟んで、全員が瞬時の判断を要する迅速な戦いが展開されます。 フォワード3人、バックス4人で構成されるチームは、1試合につき5回まで選手の交代が可能です。ポジションに厳密な役割がないため、各選手の瞬発力と柔軟性が攻守を左右し、どこからでもトライを狙うエキサイティングな試合が繰り広げられます。時には100m近く駆け抜ける壮絶なトライが誕生することも、7人制ラグビーの特徴の一つです。

ラグビーフットボール

東京2020大会 ラグビーフットボール 男子(写真:長田洋平/アフロスポーツ)


参考情報INFORMATION

競技初回実施大会 パリ1900大会
TEAM JAPAN初出場大会 リオデジャネイロ2016大会
競技別累計メダル数
  • 金0
  • 銀0
  • 銅0

2024年1月1日時点

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