アトランタ1996
日本代表選手結団式&壮行会レポート
さあ、力のこもった抱負を聞いてくれ!
フリースタイル5階級、グレコローマン5階級の代表権を獲得したレスリング。金メダル量産も夢じゃない! なかでも金メダルの最右翼と評判の和田選手が、健闘を誓ってくれた。
- レスリング 和田貴広
Takahiro Wada 24歳(レスリング・フリースタイル62・級)
自分自身メダルを狙える位置にいるとは感じています。ただ、とにかく勝負事なので金メダルを確約することはできません。オリンピックは夢だったので、あまりメダルにこだわるよりも、練習の成果を出して「いい試合」をやりたいですね。応援してください!
壮行会では選手団が競技ごとに入場。ステージで紹介されたのだが、各競技の選手が緊張気味に並ぶなか、ひときわ光ったのがこの鈴木選手の「日の丸チーフ振り」パフォーマンス。整列したところで胸ポケットから日の丸のチーフを取り出して会場に向けてひと振り。レスリングチームの雰囲気の明るさをアピールした。
- レスリング 鈴木賢一
Kenichi Suzuki 27歳(レスリング・グレコローマン130・級)
ステージでのチーフ振りパフォーマンスは、開会式の練習のつもりだったんですよ。オリンピックでの目標は「打倒カレリン(ロシアの強豪選手)!」私のレスリング生活の集大成のつもりで精いっぱい頑張ってきます。
- レスリング 三宅&野々村
三宅 靖志 Yasushi Miyake 32歳(レスリング・グレコローマン68・級)
野々村 孝 Takashi Nonomura 27歳(レスリング・グレコローマン100・級)
三宅選手/「とにかく200%の力を発揮するつもりで戦ってきます。あ、300%っていっとけばよかったかな」
野々村選手/「フフフ、私の郷里である香川県多度津市に、アトランタの風を吹き込みますよ!」
- ウエイトリフティング 池畑大
Hiroshi Ikehata 26歳(ウエイトリフティング59・級)
最高の笑顔で帰ってこられるように全力でがんばりたい
今回のオリンピックからプロ選手が出場する自転車競技。競輪界から2人のアスリートがメダルに挑む。
- 自転車 十文字貴信
Takanobu Jumonji 20歳(自転車・トラック/1000mタイムトライアル)
ボクが出場する1000メートルタイムトライアルには、戦う相手はいません。自分との戦いですので、自分のベストを出せるように頑張ります!
昨年の競輪賞金王。オリンピックではぜひともメダルを期待したい!
- 自転車 神山雄一郎
Yuichiro Kamiyama 28歳(自転車・トラック/スプリント)
とにかく出場できたことがうれしい。競輪選手として初めてのオリンピック出場で、歴史の1ページを刻めたんですから。試合はひとつひとつ勝ち上がって、優勝できるように頑張ります!