長春冬季アジア大会
第6回アジア冬季競技大会(2007/長春)
日本代表選手団結団式
日時:平成19年1月24日
会場:高輪プリンスホテル「プリンスルーム」
選手からのコメントはこちら
平成19年1月24日(水)、高輪プリンスホテル「プリンスルーム」において、第6回アジア冬季競技大会(2007/長春)日本代表選手団の結団式が行われた。
第6回アジア冬季競技大会(2007/長春)は1月28日から2月4日までの8日間にわたり、中華人民共和国・長春市を中心として、スキー、スケート、アイスホッケー、バイアスロン、カーリングの5競技47種目で開催される。日本代表選手団は、選手113名、役員50名、アディショナルオフィシャル12名の合計175名で大会に臨む。結団式には選手団132名と、来賓や選手団家族、JOCオフィシャルパートナーなどが出席した。
開式が通告された後、全員起立し国歌斉唱を行った。
主催者挨拶で竹田恆和JOC会長は「アジア冬季大会はJOCがアジア地域における冬季スポーツの発展のためにアジアオリンピック評議会(OCA)に提案して誕生した、非常にかかわりの深い大会。1986年に札幌で開催された第1回大会以来、アジア地域における冬季スポーツの振興と向上に大きな役割を果たしてきました。年々、競技力も向上し実力も拮抗してきたが、選手の皆様はコンディション作りに万全を期し、自らの実力をいかんなく発揮し、2010年にカナダバンクーバーで開催される、第21回オリンピック冬季競技大会に繋がる悔いの残らない成績を収め、今大会を盛り上げられるよう健闘を祈ります」と述べた。
日本代表選手団の紹介では、まず村里敏彰団長、主将・及川佑選手(スピードスケート)と旗手・福田修子選手(クロスカントリースキー)が紹介された。引き続き本部役員と競技ごとに紹介され、すべての競技が紹介された後、団長以下選手団全員が起立し来賓に一礼、来場者に向き直り一礼した。
続いて行われた団旗授与では、故秩父宮殿下よりご下賜の団旗が竹田JOC会長から村里団長へ、村里団長から及川主将介添えのもと、福田旗手へ授与された。福田選手は団旗を堂々とそして力強く握りしめて受け取った。
来賓として出席した遠藤利明文部科学省副大臣は「これまでの自分の努力を信じ、普段どおりの力を出せる選手が一番素晴らしい選手。3年後の冬季オリンピックに、この大会が大きな弾みになるよう期待している」と祝辞を述べた。また開催国である中華人民共和国大使館の孔鉉佑公私参事官は「開幕を間近に控え、地元では大会を祝う機運とムードが高まっている。日本代表選手の皆さんと互いに仲良く、競い合い、そして勉強しアジア全体のレベルを高揚させるために、ともに努力していく決意であります」と、ホスト国として地元吉林省を始め中国政府の関係部門のもと、全力を挙げて選手団を温かく迎え入れる準備を進めていることを述べた。
来賓祝辞を受け、村里団長は「日本代表選手団の活躍は国民に夢と感動を与え、それがスポーツを通した明日への活力になると考えています。日本を代表する国際人として誇り高い振る舞いを心がけ、さらに中国の歴史や文化に触れ、アジアの選手と交流を持ち、お互いに励まし、頑張り、心に残る大会にしたい。チームジャパンとしてそれぞれの立場で全力を尽くし大会に参加します」と決意を表した。
最後に日本代表選手団の及川主将が、福田旗手介添えのもと決意表明を行い結団式は終了した。
<主将決意表明> わたくしたちは、第6回アジア冬季競技大会の名誉ある日本代表に選ばれたことを誇りとし、「TEAM JAPAN」の一員として精一杯戦うとともに、参加各国・地域の選手と友好と国際親善を深めることを誓います。 平成19年1月24日 第6回アジア冬季競技大会 日本代表選手団 |
写真提供:アフロスポーツ