ドーハアジア大会
第15回アジア競技大会(2006/ドーハ)
みどころ バスケットボール
今回のアジア競技大会に向けて選抜されたメンバー構成は、12名の選手中、10名が国内最高峰リーグであるスーパーリーグの第一線で活躍している選手であり、また、今後のナショナルチームを背負って立つであろう2mツインズの竹内兄弟が選出され、まさに「国内最強メンバー」が選出されました。 オフェンス・ディフェンス共に緻密なバスケットを追及して、国内リーグで常に上位を確保してきた鈴木ヘッドコーチの指導の元、新生ナショナルチームが今回のアジア競技大会において、どのようなバスケットを展開して行くのかを、バスケットボールに携わる全ての方々が注目しています。特にビックセンターの青野選手が復帰し、日本国籍を持つマッカーサー選手も選出され、2mクラスが軒並み揃っているアジアの強豪チームと戦う為のセンター陣の補強は整いました。 また、注目すべきは、長年、ナショナルチームの中心選手として活躍してきた佐古選手が7年ぶりに復帰したことで、彼が持つ経験値を十二分に発揮してナショナルチームを勝利に向かって牽引してくれることでしょう。チームの目標は、あくまで「優勝」であり、金メダルを獲得してアジアの頂点に立ち、来年、日本で開催される北京オリンピック予選で2位以内を確保し、長年の悲願である「オリンピック出場」という大目標に向けて勢いをつけることが出来ればと考えております。 女子 第15回アジア競技大会に出場する女子バスケットボール日本代表チームは5月21日に始動し、5度の国内強化合宿、スペイン遠征、国際大会出場(チャイニーズ・タイペイでのウィリアム・ジョーンズカップ)など強化活動を行ってまいりました。 内海ヘッドコーチの指導の下、常に『勝ちにこだわる』意識を持ち、ウィリアム・ジョーンズカップでは初優勝を挙げることができ、『勝ちへのこだわり』を結果として残すことが出来ました。 チームの中心となるのは、確実な外角シュートと抜群の安定感を誇るキャプテンの榊原選手、得点力のある司令塔として、またムードメーカーとしてチームを牽引する大神選手、192cmの長身を活かし、シュートにリバウンドに貢献する山田選手、高卒ルーキーながら華麗かつ度胸のあるプレーを見せる吉田選手などです。 来年の北京オリンピック予選の前哨戦とも言える今大会。アジア王者の中国、長年のライバル韓国、さらにはウィリアム・ジョーンズカップで唯一敗れたチャイニーズ・タイペイと、いずれも強豪ぞろいですが、力は拮抗しています。勝負の鍵を握るリバウンドを全員で奪取し、優勝を狙います。
出場選手からのメッセージ 佐古賢一選手(キャプテン):いつも暖かい応援有難うございます。今回、アジア競技大会のメンバーとして選出されたことを非常に光栄に思っています。7年ぶりにナショナルチームに復帰するわけですが、自分自身、これまでアジアでは金メダルだけ獲得したことがありませんので、是非とも優勝して頂点に立ちたいと思います。アジアには、中国をはじめとした強豪国が名を連ねていますが、一戦一戦全力で戦っていきたいと思いますので、引き続きご声援の程、宜しくお願い致します。 榊原紀子選手(キャプテン): バスケット関係者やファンの皆様の期待に応えられるように、自信を持って全力で戦ってきます。『さすが日本代表』と言われるようなチーム力で優勝目指してがんばりますので、遠いカタールまで熱い声援よろしくお願いします。 大神雄子選手:7月のウィリアム・ジョーンズカップで優勝できたことで自信をつけることができました。今年度最も重要な今大会で力を充分に発揮し、必ず優勝したいと思います。いつも応援していただいているファンの皆様への感謝の気持ちと日の丸の重さを感じながら、しっかり戦っていきたいです。今大会でも応援よろしくお願いいたします。 |
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