ドーハアジア大会
第15回アジア競技大会(2006/ドーハ)
日時:平成18年11月25日(土) 16:00 〜 16:40
会場:新高輪プリンスホテル「飛天」
平成18年11月25日(土)、新高輪プリンスホテル「飛天」において、秋篠宮同妃両殿下ご臨席のもと、第15回アジア競技大会(2006/ドーハ)日本代表選手団の結団式が行われた。結団式には選手団649名、来賓や選手団家族、JOCオフィシャルパートナーなど合計約1200名が出席した。
式は秋篠宮同妃両殿下ご着席の後、開式が通告され、全員起立し国歌斉唱を行った。
主催者挨拶で竹田恆和JOC会長は「アジア地域の競技力は世界のトップレベルまで向上してきています。2008年の北京オリンピックを控え、このアジア競技大会は日本国内外の関係者が注目し、また国民の関心がおおいに寄せられる大会でもあります。選手の皆さまは、コンディショニングに万全を尽くし、自らの実力を遺憾なく発揮して、悔いの残らない成績を収められるよう健闘を祈ります」と述べた。
日本代表選手団の紹介では、団長、副団長、総監督に続き、主将・北島康介選手(水泳)と旗手・吉田沙保里選手(レスリング)が紹介された。引き続き本部役員とすべての競技が紹介された後、団長以下選手団全員が起立し、秋篠宮同妃両殿下と来賓に一礼、来場者に向き直り一礼して着席した。
続いて行われた団旗授与では、故・秩父宮殿下よりご下賜の団旗が、竹田JOC会長より林務団長へ、林団長より北島主将介添えのもと、吉田旗手へ授与された。その後、秋篠宮殿下から日本代表選手団へお言葉をいただいた。
今回のアジア大会は、過去最多となる39競技424種目が実施されると伺っております。この記念すべき大会に厳しい選考を経て参加される皆さんには、アジア各地からの参加者と競い合うとともに交流を深め、スポーツを通しての親善に努めていただくことを期待しております。 終わりになりますが、選手の方々には、健康に十分留意されますとともに、競技に際しては、日頃の練習の成果を十分に発揮されることを祈念し、結団式に寄せる言葉といたします。 |
来賓として出席した池坊保子文部科学省副大臣は「日本代表としての誇りと自覚を持って、これまでの練習の成果を発揮してください」と祝辞を述べ、また開催国であるカタール国の駐日カタール国特命全権大使、リヤド・アリ・アルアンサーリ閣下は「人々の記憶に残る大会となるよう総力を挙げて務め、最適な環境で皆さんをお待ちしています」と、ホスト国として選手団を温かく迎え入れる準備が整っていることを述べた。
来賓祝辞を受け、林団長は「今回の大会は北京オリンピックにつながる重要な大会と位置づけられており、我々総勢907名の日本代表選手団は誇りと気概を持って、チームジャパンとして一致団結して、多くのメダル獲得を目指して全力を尽くして競い合うとともに、アジア諸国・地域の人々との国際親善に努めます」と決意を表した。
次に日本代表選手団北島主将が、吉田旗手介添えのもと決意表明を行い(全文は次の通り)結団式は終了した。
平成18年11月25日 第15回アジア競技大会 |
日本代表選手団は11月26日に日本を出発、27日には入村式、12月1日には開会式に参加し、4年に1度のアジア最大の国際総合競技大会が開幕する。
写真提供:アフロスポーツ