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TEAM JAPAN DIARY

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2010/12/07

全日本スキー連盟 2010/2011全日本スキー連盟TAKE OFF記者会見

新しい執行部体制が立ち上がった全日本スキー連盟(SAJ)は1129日、「2010/2011全日本スキー連盟TAKE OFF記者会見」を行いました。執行部の紹介と、2014年のソチ冬季オリンピックでの実施技を目指している女子ジャンプのチームの紹介に続き、ジャパンスキーチームのオフィシャルユニフォームが発表されました。

Aflo_pvaa011417 女子ジャンプチームのメンバー(左から)渡瀬弥太郎コーチ、高梨沙羅選手、伊藤有希選手、渡瀬あゆみ選手(アフロスポーツ)

 

鈴木洋一会長は「SAJが一丸となってスキーの活性化、選手強化に全力を尽くしたい」とあいさつ。古川年正競技本部長は「組織としてチームとして一致団結して、ソチ冬季折ピックで必ずメダルを奪還したい」と話しました。

会見では、女子ジャンプチームの紹介が行われました。女子チームは、2001/2002シーズンに結成され、全日本選手権の実施種目にも加わりました。2009年には世界選手権の実施種目となり、2011/2012シーズンからはワールドカップでの実施が決まるなど、広がりを見せています。

 

会見に出席したのは、渡瀬あゆみ選手、伊藤有希選手、高梨沙羅選手の3名。渡瀬選手は女子チーム結成時からのメンバーで、女子チームのリーダーとして活躍。2009年の世界選手権では日本女子で最高位の10位に食い込みました。渡瀬選手は「頑張っている若い子に励まされています。だんだん下の子の面倒をみる余裕も出てきました」とあいさつしました。

 

伊藤選手は2007/2008シーズンから女子チームに所属。初シーズンのコンチネンタルカップ(蔵王)で5位となりデビューすると、2009年世界選手権には中学生ながら出場を果たし17位と健闘しました。伊藤選手は「夏の大会の良いイメージのままシーズンインしたいです。オリンピックの種目になればすごく嬉しいですし、先輩方が頑張ってきたおかげだと思います」と話しました。

 

高梨選手は、中学3年生で身長151cmと小柄ながら、思い切りのいいジャンプが持ち味。2009/2010シーズンはコンチネンタルカップで2位となった、期待の若手です。高梨選手は「去年より飛び出しのタイミングもつかめています。学校の勉強を選手のお姉さん方にみてもらったりして、充実した練習ができています」と笑顔を見せました。

 

また女子ジャンプチームの渡瀬弥太郎コーチは、「まずは今シーズンの世界選手権で行われる女子ジャンプ団体でメダルを獲りたい。今年は事前合宿を海外には行かずに、一カ月間しっかり日本で合宿してじっくりメンバーを選考します。夏のコンチネンタルカップで若い選手が通用しているので、このスタートダッシュを生かしたいです」と意欲を語りました。

 

IOCは、10月にアカプルコ(メキシコ)で開かれた理事会でソチ冬季オリンピックの新種目を審議し、スキージャンプ女子などを採用する方針をまとめました。世界選手権などの競技レベルを見た上で、来春に正式決定がなされる予定です。

 

 

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