2010/08/17
ユースオリンピックのメダル、日本人がデザイン
14歳〜18歳のユース世代のオリンピックとして新しく始まった第1回ユースオリンピック競技大会(2010/シンガポール)が8月14日、開幕しました。大会第1号のメダルとなる種目、トライアスロン女子では日本の佐藤優香選手が優勝し、歴史的な金メダルを獲得。なんとその名誉あるメダルのデザインは、日本人のデザイナー福沢節子さんが手がけています。
メダルのデザインは、IOCが公募し、インターネット上での一般投票とIOCの最終審査によって決定されました。見事に選ばれたのは、カナダ在住の日本人デザイナー福沢節子さんの図案、「Yes Youth Can」。大会の頭文字である「Y」の文字をメインにしたデザインで、ギリシャ神話に登場する勝利の女神「ニケ」の姿と、勝利のガッツポーズを、「Y」の文字と重ね合わせたロゴがあしらわれています。また背景の波の絵柄は、選手が感じる風、声援、また聖火の炎などをイメージしているそうです。
第1回大会のメダルを日本人がデザインし、またその第1号を獲得したのが日本人とは嬉しいニュースですね。大会は8月26日まで続きます。この波に乗ってチームジャパンが活躍するよう、応援よろしくお願いいたします。