2010/02/18
新種目フリースタイル・スキークロスのチームが会見
今大会の新種目として注目されるフリースタイル・スキークロスのチームがバンクーバー入りし、17日に会見を開きました。男子は滝澤宏臣選手、女子は福島のり子選手、それぞれ1名が日本から出場します。
スキークロスは、4〜6人の選手が同時にスタートし、カーブやジャンプ台などをクリアーしながら最初にゴールした選手が勝ちという、雪上の障害物競走。抜きつ抜かれつの駆け引きが見所です。ワールドカップでは02−03シーズンから正式種目になり、初代チャンピオンはなんと滝澤選手! 今大会では、スノーボードクロスと同じコースを使い、4人ずつ滑ります。
2人は、バンクーバーから飛行機で1時間ほどのレッドマウンテンで、直前合宿を行っての選手村入り。滝澤選手は「飛び出し方を重点的にやりました。後半に抜ける場面が少ないので、スタートでなるべく前に出たいです」、福島選手も「スタートの精度を上げる練習と、自分のスピード領域を上げるためのトレーニングを徹底的にこなしてきました」といい、2人とも内容の濃い練習をこなしてきた様子です。
滝澤選手は「オリンピック種目になる前からやっていて、メダルも取ってきました。一番上を目指す強い気持ちで臨みたいです」、福島選手は「スキークロスがオリンピック種目に決まった日から、この日を楽しみにしていました。最高のパフォーマンスを目指します」とそれぞれ意欲を語りました。
初代チャンピオンの座に向けて、滝澤選手と福島選手の精一杯の滑りから目が離せません! 男子スキークロスは21日(日本時間22日)、女子スキークロスは23日(日本時間24日)に行われます。 (JOC広報チーム)