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2010/02/23

オリンピックの楽しみピンバッジトレーディング

文:高樹ミナ

オリンピックに来ると楽しみなのがピンバッジトレーディングです。オリンピックでは何種類ものピンバッジがオフィシャルグッズとして売られていて、どれも趣向をこらしたユニークなものばかり。開催地の特色やマスコットキャラクター、競技の特徴などがいかされていて、種類の豊富さに驚きます。



そのピンバッジを交換し合うのがピンバッジトレーディング。ピンバッジを集めている者同士が、お互いのコレクションの中から欲しいものを見つけて交渉します。一般の人々の間でもトレーディングが行われますが、より豊富な品揃えをほこるのがピンバッジトレーダー。ここバンクーバーでもたくさんのトレーダーたちが街の中で自慢のコレクションを広げ、ピンバッジファンを引き寄せています。

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大人気のピンバッジトレーディングには、大人から子供まで、多くの人が集まります

ラインナップは最新のバンクーバーオリンピックはもちろん、いまでは基本的に手に入らない過去の大会のピンバッジまで、実にさまざま。中でも非売品は貴重で、大会組織委員会や各国の競技団体、テレビ局や大会スポンサーなどが出している特別なものは目利きのファンに人気です。これらのピンバッジと交換してもらうには、その価値に見合ったピンバッジでなければ成立しません。

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バンクーバー日本代表選手団のピンバッジを発見!

手持ちのコレクションは手放したくないけど、珍しいピンバッジが欲しいという場合、頼りになるのが交換も販売もしているトレーダーです。価格は$5〜$10(約425〜850円)が中心。オフィシャルに売られているバンクーバーオリンピックのピンバッジが$10(約850円)前後ですから、手に入れるのが難しいお宝ピンバッジなどは、お買い得といえるでしょう。中にはFIFAワールドカップやNHLなど、オリンピック以外のピンバッジもあり、サッカーファンやホッケーファンも目の色を変えています。

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洋服につけたピンバッジを自慢げに見せてくれた、コレクターの男性

ピンバッジトレーディングは、いかに珍しいピンバッジを手に入れ、自身のコレクションを充実させるかが目的ですが、同時に、同じ趣味を持つ、さまざまな国の人々とのコミュニケーションに面白さがあります。

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