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TEAM JAPAN DIARY

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2010/02/24

バンクーバー晴天! 空からサイプレスマウンテンを撮影

バンクーバー冬季オリンピックもいよいよ終盤戦。バンクーバーは連日晴天に恵まれ、雲に覆われていたサイプレスマウンテンも顔を現しています。そこで、バンクーバーオリンピックの会場となるバンクーバーの町並みを、水上飛行機で空から撮影してきました!

バンクーバーの中心街ダウンタウンの北側には、バラード入り江が広がります。私たちJOC広報チームをはじめメディアの方々が仕事をする「カナダプレイス」と「バンクーバーコンベンションセンター」も、このバラード入り江に面しています。バラード入り江から、水上飛行機が激しい爆音と水しぶきをあげなから離陸していく姿は、異国情緒たっぷり。今回はこの水上飛行機の30分遊覧飛行で、オリンピックの会場となる山や町を上空から撮影してきました。

出発してすぐに目に入るのは、スキーフリースタイルとスノーボードの会場となっているサイプレスマウンテン。雪不足のため、雪を運んでコースを作ったとのことですが、たしかに山肌はあらわで、モーグルコースだけが雪に覆われています。例年はこの山の中腹くらいまで真っ白になるとのことです。

Cypress_1 手前にある黒い山がサイプレス。写真中央左上のわずかに白い部分が競技会場

Cypress_2 競技会場を拡大。モーグルコースの形が見える

さらに進むと、サイプレスマウンテンで隠れていた、北部の山脈が見えてきます。スキーやリュージュ、バイアスロンなどの競技が行われているウィスラーもこの山脈のなかのひとつ。取材の時にはバスで片道2時間半かかるウィスラーが、遠くに白く浮かび上がり、いまこの瞬間にも活躍している選手たちの顔が浮かんできます。

一方、町を振り返ると、太平洋に突き出たブリティッシュコロンビア州立大学の巨大な緑が広がります。この大学の敷地内に、女子アイスホッケーの会場、UBCサンダーバードアリーナがあります。日本は今回惜しくも出場を逃しましたが、年々強くなっている日本女子アイスホッケーチームにはぜひ4年後のソチオリンピックで活躍してほしいですね。

次に見えるのは、ダウンタウンエリアとバンクーバー中央エリアをつなぐ2つの大きな橋。橋の右奥に見えるのが、日本女子カーリングチームが熱戦を演じた「バンクーバーオリンピックセンター」です!

Curling1 右奥のビルの後ろに見えるのがカーリング会場

 

ダウンタウンの中央に見える大きな通りはジョージアストリート。そのやや右側に見える高いビルが、JOCバンクーバー本部(ジャパンハウス)が置かれているエンパイアランドマークホテルです。ここでは、選手の会見やレセプションが行われます。

少し左を見ると、バラード入り江に面する「カナダプレイス」と「エキシビションセンター」が再び見えてきました。JOC広報チームは、三角の帆が印象的な「カナダプレイス」内で仕事をしています。そして、カナダプレイスの奥に見える白く丸いドームが、「BCプレイス」。こちらは開閉会式とメダルセレモニーの会場です。その少し左にある丸い建物が1986年のバンクーバー万博で作られた「サイエンスセンター」。「サイエンスセンター」の右側、NOCの国旗が入り江に面して並んでいるのが、日本選手団たちが生活する「バンクーバー選手村」です!

Minato バラード入江の上空かから。右手の突き出た岬がメディアセンター、中央のビルの陰に見えるドームがBCプレイス、画面左端が選手村。

Bc_sensyu BCプレイスと選手村を拡大

Sensyu さらに選手村を拡大。入り江の奥、画面中央にNOCの旗がはためいているのが見える

およそ30分にわたるバンクーバーの空の旅。選手たちが活躍する各地の会場や選手村を一気に見ることが出来る、贅沢な時間です。いつもは会場で声援を送る私たちですが、今回は、選手たちがここ一番で力を発揮できるよう、空からエールを送ってきました!(JOC広報チーム)

Japanhouse_2画面中央を縦に走る太い道がグランビルストリート

Icehockey巨大な緑に囲まれるブリティッシュコロンビア州立大学

Whistler遠い白い山並みが、ウィスラーを含む連峰

Curling 上空から見たバンクーバー中心街

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