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TEAM JAPAN DIARY

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2010/02/08

オリンピックを盛り上げるシティードレッシング

文:高樹ミナ

オリンピックの開幕を目前に控えたバンクーバー。競技会場やイベント会場など、街のあちこちで急ピッチの準備が進められています。

オリンピックを訪れるだいごみといえば、世界のトップアスリートによる超一流のプレーを生で観戦できること。そして、開催都市の街並みを思う存分、満喫できることです。特にオリンピック期間中は街全体がオリンピック一色に染まって、すこぶる華やかに。オリンピックが終わった後、再びその都市をおとずれると、あまりの雰囲気の違いに「あれ?同じ街かな?」と拍子抜けするほどです。

バンクーバーでも、オリンピックムードを盛り上げる装飾、いわゆるシティードレッシングがいたるところにみられます。もっとも目を引くのは、ダウンタウン(市街地)の中心にあるデパート「ザ・ベイ」。アスリートたちの巨大な写真が壁面を飾っています。ここはちょうど、空港につながるカナダ・ラインのバンクーバー・シティー・センター駅の出口にあたるため、スーツケースを引いて到着したばかりのツーリストが目を奪われている姿をよく見かけます。また、1階には大会オフィシャルグッズを販売するオリンピックストアーが入っていて、買い物客でにぎわっています。

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街行く人の目を引く、RBCバンクーバー支社


オフィスビルを使ったシティードレッシングも迫力満点です。35建てのビル一面にフリースタイルのスキーヤーが躍動するのは、カナダ最大の銀行RBC(Royale Bank of Canada)バンクーバー支社。バンクーバーオリンピックの公式スポンサーとして大会をサポートするとともに、カナダ代表チームを応援しています。

ほかにも、碁盤の目のようにはりめぐらされたストリートの街灯には無数のフラッグがたなびき、お店のショーウインドーにはオリンピック競技を取り入れたディスプレーが目立って、道行く人々の目を楽しませています。

歩いているだけでワクワクしてくるオリンピック開催都市の街並み。その立役者ともいえるシティードレッシングは掲出する大きさや数、場所など、VANOC(バンクーバー冬季オリンピック組織委員会)の綿密な大会開催計画のもとで実現しています。

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