/ 選手強化 / TEAM JAPAN DIARY
TEAM JAPAN DIARY

« 前の記事に | メイン | 次の記事に »

2010/02/25

ブルガリアNOC、オーストラリアNOCとパートナーシップ協定を締結

JOC(日本オリンピック委員会)は、バンクーバーオリンピックの期間中に、ブルガリアオリンピック委員会(NOC)とオーストラリアNOCと、それぞれパートナーシップ協定を締結しました。

Aflo0006kd_20100222_1238ブルガリアNOCと協定を締結(提供:アフロスポーツ)

ブルガリアNOCとの協定調印式は2月22日、バンクーバー市内のジャパンハウスで行われ、JOCの竹田恆和会長とブルガリアNOCのステフカ・コスタディノワ会長が署名しました。コスタディノワ会長はアトランタオリンピック陸上競技女子走高跳の金メダリスト。また2m9cmの世界記録はいまだに破られていません。

協定では選手強化で協力することや、スポーツ医・科学などの情報交換を行う事、またトレーニングや指導の相互の受け入れることなどを定めています。具体的には、東京の「味の素ナショナルトレーニングセンター」にブルガリアの選手を受け入れることや、ブルガリアが得意とする新体操などの競技で日本選手の指導を行うことなどが話し合われました。

Aflo0006kd_20100222_1235コスタディノワ会長と竹田会長(提供:アフロスポーツ)

一方、オーストラリアNOCとの協定調印式も24日、ジャパンハウスで行われました。オーストラリア側からはジョン・コーツ会長の他、クレイグ・フィリップ専務理事、それに競泳1500mの世界記録保持者のグラント・ハケット氏などが出席。日本側は竹田会長、水野正人副会長、上村春樹選手強化本部長、橋本聖子日本選手団団長らが出席しました。

Aflo0006kd_20100221_0072 オーストラリアNOCと協定を締結(提供:アフロスポーツ)

協定の内容はブルガリアNOCとの協定と同様ですが、両国の競技団体の交流や、NOC職員の交換などについても視野に入れています。また、オーストラリアは同じ時差帯にありながら冬季競技の練習に適した場所が少ないため、日本にある施設を使っての練習などで協力が進む事も期待されています。

Aflo0006kd_20100221_0047コーツ会長と竹田会長(提供:アフロスポーツ)

2012年ロンドンオリンピック、2014年ソチ冬季オリンピックへ向け、日本に力強い協力国が2国も増えました。選手強化、そしてサポートする職員やコーチ陣の体制強化へ、いい契機となりそうです。 (JOC広報チーム)

CALENDAR

2011 / 03
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31