バンクーバー2010
日本代表選手団結団式・壮行会
日時:平成22年1月18日(月)
会場:ザ・プリンスパークタワー東京
チームジャパン一丸となった結団式
平成22年1月18日(月)、ザ・プリンスパークタワー東京において、秋篠宮同妃両殿下の御臨席を賜り、JOCは第21回オリンピック冬季競技大会(2010/バンクーバー)日本代表選手団の結団式を行った。会場には、選手団と関係者、来賓など、約1000名が出席した。
「オリンピック東京大会ファンファーレ」で開会した結団式は、テノール歌手・秋川雅史さんによる国歌斉唱に続いて、JOC竹田恆和会長からの主催者挨拶の後、日本代表選手団全員(1月18日現在)の顔写真をスクリーンで紹介した。
次に団旗授与が行われ、JOC竹田会長より日本代表選手団の橋本聖子団長へ、橋本団長より岡部孝信主将介添えのもと、岡崎朋美旗手に授与された。その後、秋篠宮殿下から日本代表選手団へお言葉をいただいた。
秋篠宮殿下お言葉
「本日、カナダのバンクーバー市において開催される、第21回オリンピック冬季競技大会の日本代表選手団結団式において、選手ならびに役員の皆さんとお会いできましたことをまことに嬉しく思います。また、選手として参加される方々には、厳しい選考を経て日本の代表となられたことを心からお慶び申し上げます。
この度のオリンピックは、史上最多の7競技86種目が実施されると伺っております。この記念すべき大会に参加される皆さんには、世界各地から集われる人々との交流を深められ、スポーツを通して国際親善に努めていただくことを期待しております。終わりになりますが、皆さんには健康に十分留意されますとともに、競技に際しては、日ごろの練習の成果を存分に発揮されることを祈念し、結団式に寄せる言葉といたします。」
来賓の川端達夫文部科学大臣からは「日本選手団の活躍は多くの国民、青少年に大きな夢と感動を与えてくれるものです。選手の皆様にはこれまでの成果を思う存分に発揮し、日本代表としての誇りと自覚を持ってベストを尽くしてもらいたいと思います」、ジョナサン・T・フリード駐日カナダ大使からは「カナダは今回、メダル獲得数トップになることを目指していますが、私は日本チームの強さをよく知っており、日本がカナダの強敵になることは間違いないと考えています。選手の皆様が、十分に実力を発揮し、カナダでのオリンピックが思い出に残る素晴らしいものになることを心より願っております」との祝辞をいただいた。
橋本団長は「大変厳しい戦いが予想されますが、選手諸君は臆することなく、自分を信じて集中して競技に臨むようお願いします。我々はオリンピックを通してスポーツの素晴らしさを広く国民の皆様に伝えるとともに、日本代表選手の活躍により活力ある日本を全世界にアピールできるよう、邁進して参ります」と挨拶。そして、結団式は岡部主将の決意表明で終了した。
岡部孝信主将の決意表明
私たちはバンクーバー冬季オリンピックの名誉ある日本代表選手団に選ばれたことを誇りとし、行動規範を遵守し、チームジャパン一丸となって大会に臨みます。また、オリンピックを通して国民の皆様に明るい話題を提供できるよう、全力で競技に挑むことを誓います。
橋本団長より岡崎旗手へ団旗の授与
写真提供:アフロスポーツ
団長挨拶を行う橋本氏
写真提供:フォート・キシモト
写真提供:アフロスポーツ