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バンクーバー2010


日本代表選手団結団式・壮行会

竹田会長挨拶
写真提供:アフロスポーツ

交流を深め、決意を新たにした壮行会

結団式に続いて行われた壮行会では日本代表選手団が登壇し、JOC竹田会長が「選手団の皆様には日本の代表として責任、自覚を持って戦っていただきたい。橋本団長の下、一致団結して国民の皆様の期待に応え、次代を担う子供たちにスポーツの素晴らしさを伝えられるように全力を尽くしてほしい」と挨拶した後、JOC福田富昭副会長が乾杯の音頭を取った。

続いて、壇上には石原慎太郎東京都知事/東京オリンピック・パラリンピック招致委員会会長が登壇し、「行ったからには勝ってくれ。みんなの活躍が将来の日本へのオリンピック招致の力となります」と選手団を鼓舞。次に登壇した鳩山由紀夫首相は「平常心の中で素晴らしい活躍をして下さることを心から期待しています。緊張せずに練習のつもりで本番に臨んでいただくと、きっと最高の結果を生むことができると信じています」と激励した。

また、長野冬季オリンピックに出場した荻原次晴さんが“バンクーバーオリンピック速報”として、髙木美帆選手と織田信成選手、岡部主将にインタビューし、会場を盛り上げた。続いて、会場の中央スクリーンでは、読売巨人軍の原辰徳監督より「開幕までしっかりと準備をして、覚悟を決めて、存分に力を発揮して下さい」、トリノオリンピック金メダリストの荒川静香さんより「これまで頑張ってきたことを思い返して、楽しみな気持ちでスタートラインに立って下さい」という応援ビデオメッセージが紹介された。そして、サプライズゲストのCHEMISTRYによる「Period」のスペシャルライブで会場の熱気は最高潮に。岡部主将と岡崎旗手が選手団を代表して、CHEMISTRYより色紙とCDを受け取った。

最後にチームジャパンを代表して橋本団長より「チームジャパン一丸となって、寒いバンクーバーの空の下から、熱い話題を日本の皆様に与えさせていただけるよう頑張っていきたいと思います」と挨拶し、壮行会は閉会した。



記者会見で語った意気込み

結団式・壮行会の後に行われた記者会見には、橋本聖子団長、笠谷幸生副団長、鈴木惠一総監督、岡部孝信主将、岡崎朋美旗手が出席した。

橋本団長は「前回のトリノ冬季オリンピックの成績を上回ることはもちろん、多くのオリンピックファンの皆様に感動を与えられるオリンピックにしていきたい」と、決意を述べた。

笠谷副団長は「選手たちをリラックスさせ、集中できる環境にするのが大きな仕事。橋本団長をサポートできるように頑張りたい」と語った。

鈴木総監督は「それぞれの競技が好調を維持しています。ですが、オリンピックは何が起こるかわからないので、運も自分で引き寄せなければならないと選手には訴えましたし、そのためには最後の最後まで決して諦めない気持ちを持たなければならないと強調しました」と精神面の重要さを話した。

岡部主将は「主将という立場での決意表明がこの数日頭から離れませんでしたが、何とか役目を果たせました。日本チーム一丸となってメダルに向かって頑張りたいと思います」、岡崎旗手は「日の丸はとても重みがあり、責任重大だと思いました。岡部主将ともども、メダル獲得をしっかりサポートしていきたいです」と意気込みを語った。

日本代表選手と登壇し、主催者挨拶を行うJOC竹田会長
写真提供:アフロスポーツ

日本代表選手団に激励メッセージを送る鳩山由紀夫首相
写真提供:アフロスポーツ

スペシャルライブを行ったCHEMISTRYから「自分に打ち勝つ」と書かれた色紙を受け取る岡部主将
写真提供:アフロスポーツ

左から、鈴木惠一総監督、笠谷幸生副団長、橋本聖子団長、岡部孝信主将、岡崎朋美旗手
写真提供:アフロスポーツ

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