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ドーハアジア大会


第15回アジア競技大会(2006/ドーハ)

みどころ 射撃・クレー射撃

クレー射撃競技の競技力は精神力よって左右されます。

毎秒20数mで飛翔する幅10.5cm×高さ2.5cmの標的を瞬時に命中させる技術は精神力(集中力)によるものです。瞬時とは標的が放出されてから0.5秒から0.8秒で、その間に正確に狙い引き金を引いて命中させなければなりません。標的が放出されますと瞬時に全神経を標的に集中する事を要求されますがその時の選手の状態はその選手の後ろで縫い針を落とされてもその音が聞こえる程といわれております。

女子種目では1ラウンド25標的を3ラウンド、合計75標的を射撃してその命中数の上位6名が決勝戦に進出できます。決勝戦では1ラウンド25標的を射撃し予選標的数75標的合計100個の命中標的数によって順位が決定します。

男子種目では女子種目と同様1ラウンド25標的ですが5ラウンドの125標的が予選で、決勝戦25標的の150個標的によって競います。

全ての選手の射撃動作は単純なものですが普段は感じない強い動悸、過ぎる雑念等を如何に自分自身で「抑える」或いは「我慢させる」か、目に見えないところでそれぞれの選手の戦いが繰り広げられているのです。その我慢の結果が命中・失中に分かれ得点として表れます。1ラウンド毎、又、予選結果と決勝戦ではその得点によってどちらがその選手に精神的重圧が伸し掛かっていたかを見ていただければ面白みが増すと思います。

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折原研二選手

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中山由起枝選手

出場選手からのメッセージ

クレー射撃日本代表選手一同:クレー射撃は他の競技に比べて特異性があり、馴染みの少ないスポーツですが、アジア競技大会を通じてより多くの方々にこの競技の奥深さを知っていただける様、又、メダル獲得に向かって選手一同がんばりますので応援よろしくお願い致します。

競技紹介
射撃・ライフル射撃 −競技の歴史
−日本での競技の歴史

アジア競技大会
<射撃・クレー射撃>
icon釜山 2002
- 結果・記録

関連情報
- (社)日本クレー射撃協会
- 国際射撃連盟

 
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