ドーハアジア大会
第15回アジア競技大会(2006/ドーハ)
みどころ ハンドボール
本年5月、世界の強豪国クロアチアからプロコーチIvica Rimanic氏を招いて6回の強化合宿とクロアチア遠征を実施してきた。11月10日〜12日には同氏の監督初陣となるJAPAN CUP2006を大阪市住吉スポーツセンターにて中国と韓国チームを招き、全勝で優勝した。
オフェンスでは、中川善雄キャプテンと宮﨑大輔が中心となる。これに加えて、テクニシャン豊田賢治が劣勢状況でテンポを変える。また、富田恭介・門山哲也など若い選手の台頭で、チーム内のポジション争いが激しくなっている。
12月3日の第1戦のウズベキスタン戦で、日本のペースで戦いができるかが焦点になる。ウズベキスタンは、アジアの大会に初めての出場。情報的には乏しいため、日本チームの試合運びができるかが大きなポイントとなる。 いずれにしても、日本は予選リーグ第1戦のウズベキスタン戦が重要となる。
女子 長年オランダナショナルチームを率いて来たバウワー監督が、日本代表チームの監督に就任して1年8ヶ月が立ち、徐々に彼の考え方がチームに浸透して来ました。今年7月のアジア選手権では3位となり、2007年フランスで開催される世界選手権の切符を獲得しました。 今回のアジア競技大会では、まずはメダルを獲得すること、そして、現在、世界のトップレベルにある韓国や、自国でのオリンピックに向け着々と強化を進めている中国に勝負を挑み、来年度のオリンピック予選に向けてステップアップしていくことを目指します。 先のアジア選手権でMVPを獲得した司令塔の田中美音子や、防御の要であり、攻撃ではポストプレーヤーとしてチームを引っ張る坂元智子が軸になりゲームをリードします。また、今大会では183cmの長身を活かし、現在ドイツでプレーする成長株谷口や、小柄ながら切れ味抜群の両利きバックプレーヤーの長野、今年7月の世界学生選手権でベスト7を獲得した大学生の植垣暁恵などの若手選手の活躍が期待されます。 ヨーロッパチーム所属選手6名を含むこのチームが、バウワー監督の戦い方を実践しながら、相手のプレーをよみ、組織的に対応しながら、日本人の長所である素早さ、スピードを活かしたハイテンポのゲームを繰り広げ、勝負を挑みます。
出場選手からのメッセージ 佐久川ひとみ選手(主将):バウワー監督には、普段の練習から、防御での力強いコンタクトや攻撃でのゴールを常に狙う姿勢などのアグレッシブで積極的なプレーを求められています。今大会では、そうしたプレーをまずは念頭におき、さらに、日本らしいスピードを活かしたプレーで上位入賞を狙います。体格でのハンデを補うために、豊富な運動量でコートを駆け回り、かつスピードの緩急を使い分けながら、一戦一戦、内容のあるゲームにしていきたいと思っています。強力なチームワークで、一丸となって大会に臨みます。ご声援をよろしくお願いいたします。 |
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