ドーハアジア大会
第15回アジア競技大会(2006/ドーハ)
みどころ ボディビル
ボディビルは筋肉の大きさや付き方のバランスを見る規程ポーズ(比較審査)と、曲にあわせて筋肉の動きの美しさと力強さ等を見るフリーポーズがあり、7人から9人のジャッジにより順位が付けられます。体重別で行なわれ、男子8階級と女子5階級がありますが、アジア競技大会では男子のみが行なわれます。 日本はアジアでは70kg級から80kg級の中量級のクラスが強くアジア選手権では過去優勝者を出しております。ボディビル競技がアジア競技大会に参加するのは前回の釜山大会についで2回目となり、前回は銀2個、銅1個の実績を残すことができました。最近はアジアにおいても強豪国が多くなり、韓国などは軽量級から重量級まで実力を備えており、軽量級はベトナム、タイ、インドネシア、マレーシアなど、重量級は開催国カタールなど西アジア諸国が強い国です。そのほかシンガポール、カザフスタンなども実力を備えております。
日本からは、70kg級に2人が出場し、須江正尋選手は世界選手権10位入賞の実績があり、特にその芸術的なフリーポーズは見る人を感動させることでしょう。 この機会に動く肉体の芸術、筋肉の美しさに感動してみてください。きっとあなたもポーズをとってみたくなります。そして、日本の4戦士に応援よろしくお願い致します。
出場選手からのメッセージ 谷野義弘選手(75kg級):世界・アジア選手権に出場するようになり早くも12年です。ボディビルは前回の第14回アジア競技大会(釜山)から正式種目になり、今回2回目となります。前回、銀メダルだったので今回は金を狙ってみたいと思います。この競技は鍛えた自分の身体そのものを表現し競う競技なので、誰にでも身近なスポーツと私は考えていますので、どうか応援宜しくお願いします。 相川浩一選手(80kg級):自分との戦いに勝ち、感謝を胸に、応援してくださる方々の声を力に4年間の思いを身体で表現してきたいと思っています。ボディビルはウェートトレーニングで筋肉を付け、ハードダイエットで極限まで脂肪を削り、折れない気持ちで調整を重ねて試合に準備します。自分はこの身体の「ドライバー」で、生をくれた両親、チューンナップしてくれた先生方、エネルギーを与え続けてくれた方々の思いと共にドーハに向かいたいです。日本人の代表として、日本のボディビルの代表として、正々堂々と戦ってきたいと思っています。 |
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