ベルリン世界陸上で東京オリンピック招致ブース出展、石原都知事が視察
東京都の石原慎太郎都知事が15日、世界陸上が開催されているベルリンのオリンピックスタジアム前広場に出展中の、東京オリンピック招致ブースを視察しました。
招致ブースは、東京都と「東京オリンピック・パラリンピック招致委員会」が、世界陸上の大会期間にあわせた8月15日~23日、出展しているもの。2016年の東京オリンピック開催計画のほか、東京の魅力をアピールするのが目的です。浴衣姿のスタッフが、水ヨーヨーを配布し、夜店のような雰囲気に。東京を空撮したパネルの前での記念撮影など参加型のイベントを展開しています。
他の立候補都市であるシカゴ、リオデジャネイロ、マドリードも、最後の訴えの場とあってブースを出展。石原都知事は「4都市ともそれぞれの特色が出ている。(開催都市決定の投票は)個人の価値観だけでなく、感情も反映されるので読みにくい」と気持ちを引き締め、ベルリン滞在中に関係者へのアピール活動を続けていく予定です。
2016年のオリンピック開催都市は、10月2日の国際オリンピック委員会(IOC)総会で、投票により決定されます。
(Photo:アフロスポーツ)