東京オリンピックレポート
(大会第2日)
◯入場行進は日本チーム好評であった
◯情報はプレスセンターで取ることとなる。それと共に監督の生の記録をもらうこと。
◯女子村よりに要望の冷蔵庫、魔法ビンは手配済
(大会第3日)
◯メダリストが出た場合、記者ロビーでの共同記者会見、実施の確認に協力方依頼(文書配付)
◯インターナショナル食堂は混雑する、対策を村本部へ申入れる
◯本日重量挙でメダリスト出た場合の共同記者会見は競技場において。村内では行わない
◯本日の主な記録
重量挙フェザー級 優勝 三宅義信 4位 古山征男
(大会第4日)
◯ユニフォームの乾燥等のためストーブ10基の備付がなされた。必要に応じて使用のこと
◯レスリングチームより、ライトヘビー級川野選手を一時離村(本日の試合で失格、試合態度、事後の態度に真剣さを欠き他選手の士気の影響を考えて)25日の離村式に帰る、との申入れ対し、団長において“試合が終わったので25日まで離村させたい”との申出を認める。解団式までは団の一員であるので今後の行動には団の名誉をけがさぬよう自粛すること。レスリングチームの責任において善処すること、と申合わせた
◯19:50 JOC委員長、体協会長、団長主催のレセプション(体協)
◯主な記録
水泳200m背泳 福島4位
重量挙ライト級 山崎6位
◯参加メダルを本日配付する
◯ドクターより飛込金戸選手の入院、あとから聞いたこの種のケースは早く知らせること。なお慶応病院に同選手を見舞ったが3針縫い、1週間位で全治の見込
◯バレーより遅くなったチームが雨中の中を村前に待たされバスを中に入れない。予備車来なかった。特殊条件下の対策を村に申入れること、なお本部車の配車の円滑下から直ちに会場から本部へ連絡のこと
◯主な記録
レス(フライ級)吉田優勝、(フェザー級)渡辺優勝、(バンタム級)上武優勝、(ライト級)堀内3位、(ウェルター級)渡辺5位、(ミドル級)佐々木5位、ウェイトリフト(ライト級)大内3位、(ライト級)三輪5位、陸上(10000m)円谷6位
(大会第6日)
◯入賞ディプロマの伝達
本日第1号(重量挙一の関選手)がOOCから届けられた。これを井口監督に団長から手渡すと共に、今後ディプロマは本監督会議で伝達することを申合わせた。
◯レスリング・メダリスト(吉田、渡辺、堀内)は笹原コーチ引率の下、本部にあいさつあり
◯毎日新聞社よりハッピーコートの贈与あり
◯10:00レスリング川野選手は団長介添えで共同記者会見(大島広場)
(大会第7日)
◯毎日新聞社より寄贈のハッピーコートは、各国チーム訪問のさいおよびチームの交換用として利用することとする
◯東芝レコードより「さよなら東京」のレコード7,000枚が日本選手団を通じ、各国チームへの寄贈方の依頼は、団長名の手紙を添えて実施することとなった
◯インターナショナル食堂を桜食堂が開設された。ここでも利用できる。特にラッシュ時の調整も大いに緩和されると思う。その営業時間は
- 早朝食 06:30〜07:00 第1号
- 朝食 09:30〜10:30 第3号
- 昼食 14:30〜17:30 第4号
- 夜食 17:30〜24:00 第1号
◯富士山への観光旅行案内(10月21日、26日)
◯歌舞伎観劇の招待状案内あり(23日か24日)
◯サヨナラ・パーテー(10月24日18:30新宿御苑)案内あり
(大会第8日)
◯競技の終った漕艇チームの離村を認めた(10月16日〜23日)
◯訪問をうけた各国団長へ団長が答礼することとなった。アルゼンチン、ドイツ、ブラジル、オーストリア、マレーシア、スウェーデン、フランス、スペイン、ユーゴスラビア、メキシコ
◯入賞ディプロマの伝達
重量挙 山崎選手 井口監督へ
水泳 福島選手 本人へ
◯団長各国訪問
ユーゴスラビア、アルゼンチン、ドイツ、パキスタン
- ・9月15日 − 9月30日 オリンピック村開村
- ・10月1日〜4日までの監督会議における連絡事項
- ・10月1日 − 10月5日 各国選手続々入村
- ・10月7日 − 10月8日 開会式の練習はじまる
- ・10月9日 − 10月10日 いよいよ開会式
- ・10月11日 − 10月17日 各競技が始まった東京オリンピック
- ・10月18日 − 10月23日 団長、各国選手団訪問
- ・10月24日 − 11月5日 閉村へ