わたしたちにできること(夏季競技編)
循環型社会をつくろう!
私たちの社会は多くが石油・石炭など化石燃料に頼っています。今まで何気なく捨てている物を使いまわせば資源の節減になります。天然資源やエネルギーを節減し、物の再利用、再生利用をすることで環境への負荷を少なくしましょう。
問題
地球では、ミネラルや化石燃料のように、速い速度で枯渇している非再生資源の量は限られています。
水、木材、生体のような再生可能資源ですら、地球がこれを補充するより、ずっと早く消費しています。
これらの希少資源は、この星に住む人々で公平に分けられていません。
ましてや次世代の生活の質を守るために、十分な処置が講じられていません。
これらの資源の活用は、必然的に廃棄物を産出し、この廃棄物のほんの少ししか消滅させることができないのです。
私たちは、すること全てが、自然のバランスに影響を与え、結局は、私たち自身の健康まで影響を与えているということを肝に銘じなければいけません。
あなたができること!
貴重な資源に注意を守るためにあなたは以下のことができます。
- ■ 消費量を減らす 不必要な購入や有害物質を含んでいるものの購入を避ける。
- ■ できるだけ多くの商品を再利用する 製品を捨てるのではなく、修理ができ再生ができる、頑丈で長持ちする商品を買う:古い品物は、リサイクルショップに提供する。
- ■ 森林、野原、湖、河川敷や湿地帯などの自然を尊重し、スポーツ、レクリエーションに使用する。利用後は、いかなる跡も残さないように心がける。
ご存知でしたか?
1998年長野冬季オリンピック競技大会での、ボランティアのユニフォームは、再生ペットボトルから製作されました。オリンピック競技大会期間のアトランタでは、2700万本以上のペットボトル、1700万本以上のアルミ缶が使われましたが、この廃棄物の50%以上が、埋め立てられずに再利用されました。シドニーも、今まで以上に環境に配慮する大会を目指しています。