昨年の柔道の世界選手権女子52キロ級で初出場優勝し、2020年東京五輪で金メダル獲得を期待される阿部詩選手(18)が2日、神戸市の夙川学院高の卒業式に出席した。運動部の活動などの功績をたたえる賞の表彰状を代表して壇上で受け取り、メダルも授与された。
阿部詩選手は昨年9月の世界選手権で男子66キロ級を2連覇した兄の一二三選手(日体大)とともに世界一となった。同11月のグランドスラム大阪大会も制し、2連覇が懸かる今夏の世界選手権(東京)代表の座を確保。東京五輪代表争いで優位に立っている。
今春からは兄と同じ日体大に進学する。(共同)
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