柔道の世界選手権(9月・バクー)女子52キロ級で初出場優勝を飾った18歳の阿部詩が4日、在学する神戸市の夙川学院高で報告会に参加した。全校生徒から大きな拍手で迎えられ、花束を渡されると笑顔を見せた。終了後には報道陣の取材に応じ「今まで味わったことのない達成感があった」と充実感をにじませた。
5試合をオール一本勝ちで制し、男子66キロ級を2連覇した兄の一二三(日体大)と同時優勝を果たした。「思っている以上のパフォーマンスができた」と話し、兄妹での活躍が期待される東京五輪に向けて「やっとスタートラインに立てた。油断せずに勝ち続けたい」と表情を引き締めた。(共同)
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