スピードスケートの全日本距離別選手権は23日、長野市エムウエーブで開幕する。新型コロナウイル禍の中で迎える今季初戦。女子の小平奈緒(相沢病院)や高木美帆(日体大職)らが22日、会場で公式練習に臨み、氷の感触を確かめた。
500メートルで2018年平昌冬季五輪覇者の小平は新型コロナの影響で拠点の施設利用を制限されたが、エムウエーブの協力を得て、例年に近い量の練習を積めたという。感謝の思いをにじませながら「たくさんの人の心を震わせる滑りをしたい」と決意を口にした。
1500メートルの世界記録保持者の高木美は「この状況でも開幕できる喜びを感じる」と話した。(共同)
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