レスリング女子で五輪、世界選手権を合わせて16大会連続世界一の偉業を成し遂げ、8日に現役引退を表明した吉田沙保里さん(36)が10日、東京都内で引退会見した。約1年半後の東京五輪を目指すかどうか悩んだといい「本気になったらという思いはあったけど、気持ちの部分が追い付かない状態で、やり尽くした思いが強かった」と33年のレスリング人生に幕を下ろす決断を説明した。
選手兼任で務めた日本代表コーチなどを通じ「若い子の勢いを感じ、バトンタッチしてもいいのかな」と考え、昨年12月の全日本選手権を見て心が決まったという。(共同)
関連リンク
CATEGORIES & TAGS