レスリング女子で五輪と世界選手権を合わせて16大会連続世界一に輝き、2012年に国民栄誉賞を受賞した吉田沙保里(36)=至学館大職=が8日、現役引退を明らかにした。ツイッターなどに「33年間のレスリング選手生活に区切りをつけることを決断しました」と投稿し、日本レスリング協会にも引退を報告した。10日に東京都内で記者会見する。
銀メダルに終わり、五輪4連覇を逃した16年リオデジャネイロ五輪後は休養に入り、選手兼任で日本代表コーチを務めていた。取材に対して吉田は「第二の人生も明るく楽しく笑顔で頑張りたい」とし、今後も代表コーチを続ける意向を示した。(共同)
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