MENU ─ シドニー2000

シドニー2000


がんばれ!ニッポン!シドニー大会レポート

シドニーオリンピックスペシャル

陸上で、伊東選手が"世界で最も速い16人"に。1万mでも高岡選手と花田選手が決勝進出

男子100mで、伊東浩司選手が2次予選で3位に食い込み、準決勝進出。「朝原(宣治)のプライドも、自分のプライドも背負って走った。世界で16人の、かけっこが速い人の中に入れた」と明言を残した。

朝原宣治選手は故障に見回れ今回リレーだけの出場。故障を乗り越え、この本番でようやく本来の走りを見せた伊東選手は、23日の準決勝で、決勝入りを狙う。モーリス・グリーン選手などは順調に勝ち上がったが、アトランタ覇者のベーリー選手が、風邪で体調を崩し、予選落ちするというアクシデントがあった。 また男子1万メートルでは、予選第2組の花田勝彦選手が3位で、1組の高岡寿成選手が5位となり、そろって決勝進出を決めた。

一方男子20km競歩に、柳沢哲選手と、池島大介選手が出場。23位となった柳沢選手は「決して喜べる数字ではない。これで満足しているようでは話しにならないが、したかったレースの半分くらいはできた。前半ついていけなかったわけではなく、後半伸び切れなかっただけ。そういう意味では、先につながるレースができた」と前向きの姿勢を見せた。

28位の池島選手は「入賞できなければ最下位も一緒。次のオリンピックまでの4年の間に、世界大会などで上位に入ることが課題。まだ、世界的な大会で優勝しているという自信をもってオリンピックに臨めていないので、そこから始めたい」と抱負を述べた。

ページをシェア