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シドニー2000


がんばれ!ニッポン!シドニー大会レポート

シドニーオリンピックスペシャル

バドミントンで米倉、水井両選手がベスト16。野球は惜しくも敗戦スタート

女子バドミントン・シングルスで、米倉加奈子選手がべクシュトローム選手(フィンランド)を、シードのついた水井選手がヤクシェワ選手(ロシア)を下し、そろってベスト16に進出した。

また、プロも参加し、今回話題を呼んでいる野球では、今日、日本が予選リーグでアメリカと対戦。2-2のまま延長13回にもつれ込む接戦となったが、13回にホームランを浴び、サヨナラ負けした。

二柳かおり選手、メダルならずも笑顔

シドニーオリンピックの新競技、女子重量上げ48kg級で、メダルに挑んだ二柳かおり選手だったが、戦いは想像以上に厳しかった。警戒していたブルガリアのミンチェバ選手はスナッチで80kgを挙げられず失格になり、二柳選手は、手堅く75kgを挙げたものの80kgに失敗。この2回目のトライは、ほぼ成功したかに見えたが、右腕が曲がっていたために認められず、この時点でランキングが8位となって、メダル狙いは厳しくなった。続くジャークでは、「練習ではいつも上げている」という100kgの1回目に失敗、2度目には成功したものの、残り一回の試技で105kgを失敗し、トータル175.0で7位に。金メダルは、総計で190kgを挙げたブルガリアのドラグネバ選手の胸に輝いた。

引き上げてきた二柳選手は、ややがっかりした様子ながらも笑顔を見せ、「いい経験になりました。これを元にしてまた頑張ります。今は、自分にお疲れ様と言ってやりたい」と、かかったプレッシャーと、学んだものの大きさをほのめかせた。

一方、男子62kg級の池畑大選手は、スナッチで130kgを挙げたが140kgには失敗。ジャークでは165kgを挙げ、総計300kgで7位となった。金メダルは総計325kgを挙げた、クロアチアのぺシャロブ選手のものとなった。

自転車競技男子1000mタイム・トライアルで、稲村成浩選手は惜しくも9位に終った。

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