ドーハアジア大会
第15回アジア競技大会(2006/ドーハ)
みどころ 水球
前回の釜山大会は、アジアの雄カザフスタンとの決勝戦で最終ピリオドラスト0.5秒で同点に追いつき、延長戦後半ラスト8秒でまた同点に追いつき、ペナルティーシュートアウトのラスト5人目に、キャプテン田中宏児がシュートを外して20年ぶりの優勝を逃した。今回はその雪辱を必ず晴らす。 メンバーの入れ替えは多少あるが、5年-10年かけて作り上げてきたチームである。核となる田中・青柳・塩田・長沼は欧州クラブチームでさらにレベルを上げている。それ以外の中心選手も社会人となり経験を積み上げ完成された選手に近づいてきた。ユニバーシアード2大会連続で5位入賞を果たしたメンバーを中心とし、世界レベルの水球を目標にしてきたチームである。 釜山大会ではキャプテンとしての重責は果たしたが、最後の最後にPKをはずして悔し涙を流した田中宏児が、今大会でどの様なパフォーマンスを見せるか。イタリアセリエA2北地区で得点王となり、今シーズンから世界最高峰のセリエA1に移籍した青柳がどこまでチームを引っ張っていくのか。チーム全体としてはカザフスタンにリベンジし、オリンピックを控え着々と強化を進めている中国を撃破し、アジアチャンピオンに返り咲くことが出来るかが、注目点といえる。
出場選手からのメッセージ 佐藤太一選手(主将):前回の悔しさをばねにして、チームとして4年間がんばってきました。なんとしても念願のアジアチャンピオンになりたいと思っています。今まで応援していただいた皆様方に感謝すると共に、最後まで精一杯の応援をお願いしたいと思います。 |
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