ドーハアジア大会
第15回アジア競技大会(2006/ドーハ)
みどころ チェス
世界のチェス人口は5億人といわれ、オシム監督で有名なセルビア・モンテネグロはサッカーとチェスの国です。『チェスはアジアのゲーム』といわれます。古代インドに発祥、7世紀頃にイランやアラブ、11世紀頃スペインからヨーロッパ、14世紀頃世界中に広がりました。 個人戦3日間9回戦と、国別チーム選手権9日間9回戦に日本選手3名が参加します。南條選手と小島選手は麻布学園高校チェスクラブに属し、日本を代表するトッププレーヤーです。小島選手は2005年に第38回全日本選手権全国大会で優勝、16歳で史上最年少の全日本チャンピオンに輝き今年二連覇を達成しました。南條選手は今年ジャパンオープンで優勝。中川選手はベテランのプレーヤーです。インド、中国、ウズべキスタンがメダル候補ですが、国別チーム選手権での目標は10位内に入るように頑張ります。個人戦では南條選手と小島選手の活躍が期待されます。 選手は囲碁や将棋と異なり、自分で対局時計を押し、記録をとって対戦します。決められた時間内にルールに基づいて勝敗を争います。集中力をどのくらい長く持続できるかが勝敗の鍵です。相手のキングをチェックメイトしようと二人が盤に向き合って激しく戦いますのでご覧ください。 出場選手からのメッセージ 小島慎也選手:初めまして、アジア競技大会チェス日本代表の小島です。チェスは世界中で親しまれるボードゲームの一つですが、日本では囲碁、将棋の人気に押され、まだまだマイナーです。今回のアジア競技大会でチェスが新競技として採用されたことを期に、より多くの日本人の方がチェスに関心を持ってくだされば幸いです。私も日本代表の一人としてベストを尽くして参りますので、応援のほどよろしくお願いします。 |
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