ドーハアジア大会
第15回アジア競技大会(2006/ドーハ)
みどころ 陸上競技
陸上競技にとっては、12月はオフ・シーズンにあたります。しかし、最重要競技会であるアジア競技大会が12月に開催される今年度は、この大会に心技体のピークが来るように選手たちはトレーニングを積み上げてきました。全員が持てる力を100%発揮することが究極の目標であり、それが達成できたならば最高の結果を得ることができるでしょう。 今回のチームは、走、跳、投種目全てにおいて充実しており、しかも若手、中堅、ベテランによりバランス良く構成されています。種目、年齢の枠を越えて、それぞれが良い刺激を与えあい、お互いの力を引き出してくれるものと期待しています。そして、このチームは一丸となって、2007年の大阪世界陸上、2008年オリンピック北京大会に向けて、着実に前進を続けるでしょう。 チームの核となる選手は、男子では短距離の末續慎吾、400mハードルの成迫健児、棒高跳の澤野大地、ハンマー投の室伏広治ら。女子では長距離の福士加代子、走幅跳の池田久美子ら。国際経験の豊富な選手たちですから、各々の競技で頂点を極めるだけではなく、チーム作りの役割も果たしてくれることでしょう。 しかしながら他の国も目覚ましい躍進を遂げており、厳しい闘いになることは必至です。北京オリンピックを控えた中国、前大会あたりから急激に力をつけてきた地元カタールやサウジアラビアなどの中東諸国、旧ソ連に所属していたカザフスタンなどの中央アジア諸国らは強力なライバルになることが予想されます。 陸上競技チームもチームジャパンの一員として、応援していただいている皆さまに感動を与えることの出来るように頑張ります。
出場選手からのメッセージ 室伏広治選手:今大会に参加する選手を代表して、日頃から応援してくださるファンの方々にあいさつをする機会をいただきました。私は競技会で過去、2度ドーハへ行ったことがありますが、非常に日中の日差しが強かったことを思い出します。選手は試合だけでなく、暑さとの戦いにもなるかと思います。遠いドーハですが、皆さんの応援が、私たち選手の励みになります。応援よろしくお願いします! 池田久美子選手:走幅跳に出場する池田久美子です。今年は念願の日本記録を跳ぶことができました。その波に乗って、アジアチャンピオンを目指します。「日本」の次は、「アジア」で大和魂をもった力強いジャンプをしてきます、応援よろしくお願いします。 |
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