写真:エンリコ/アフロスポーツ
アイスホッケーは、初めて正式な競技として採用されたのはアントワープ1920大会(夏季)であり、その後冬季オリンピックがシャモニー・モンブラン1924冬季大会から開催され、冬季大会の競技となりました。このスポーツでは、ゴールキーパーを含む6人のプレーヤーが試合に出場し、迅速なスケーティングと巧みなスティックワークでパックを奪い合い、相手のゴールを目指します。リンクは高さ1.07mのフェンスで囲まれた周囲が60m×26~30mのエリアで構成されており、ゴールネットの後ろの競技エリアでも選手が自由にプレーできます。試合は1ピリオドが20分で、計3ピリオド行われます。高さ1m22cm、幅1m83cmのゴールにパックを決め、得点を多く獲得したチームが勝者となります。
試合のテンポを高め、興味深くするために、アイスホッケーには独自のルールが設けられています。これには、「アイシング・ザ・パック」や「オフサイド」などが含まれ、これらは長いパスを制限したり、アタッキングゾーンへの進入を規制したりして、試合を迅速で刺激的なものにします。さらに、男子で認められている激しい体当たりである「ボディチェック」は、女子では安全上の理由から禁止されています。不正な妨害や相手選手への乱暴な行為に対しては反則が適用され、2分間のペナルティ退場や、悪質な場合は5分間の退場が科せられます。
スピード感あふれるプレーが魅力のアイスホッケー。選手たちは重い防具を身に着けながらリンク上で激しく動き回り、これにより体力を大きく消耗します。また、アイスホッケーでは選手はルール上、審判に交替を知らせる必要がないため、40~50秒の間隔で頻繁に選手が入れ替わります。選手交替のタイミングなど、ベンチワークもアイスホッケーの見どころの一環となっています。
競技初回実施大会 | シャモニー・モンブラン1924冬季大会 ※アントワープ1920大会(夏季) |
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TEAM JAPAN初出場大会 | ガルミッシュ・パルテンキルヘン1936冬季大会 |
競技別累計メダル数 |
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