写真:AP/アフロ
クロスカントリーは、大まかに「ディスタンス種目」「スプリント種目」「リレー種目」の3つに分類されます。アイススケートのような滑り方は認められておらず左右交互にすり足のように板を滑らせる「クラシカル走法」と、制限のない「フリー走法」の2つの走法が存在します。種目によっては走法に関する制限があります。さらに、種目ごとに異なるスタート方法が採用されており、全選手が同時にスタートする「マススタート」と、30秒ごとに1人ずつスタートする「インターバルスタート」があります。
ディスタンス種目には、「クラシカル」「フリー」「スキーアスロン」の3つのカテゴリがあります。
クラシカル
この種目では、スキーを履いたまま左右の脚を平行に保ちながら滑る「クラシカル走法」が採用されています。30秒間隔で1人ずつスタートし、順位は所要タイムに基づいて決まります。競技中には「ハの字」になったり雪面を蹴ったりする「スケーティング走法」は許されず、その使用は失格の対象とされています。
フリー
クラシカルとは異なり、この種目では走法に一切の制限がありません。滑降以外ではほとんどが「スケーティング走法」が用いられ、ゴール順に競い合います。
スキーアスロン
スキーアスロンは、「マススタート」から始まり、前半は「クラシカル走法」、後半は「フリー走法」で行われる複合種目です。選手はスタジアム内にあるピットボックスで必ずスキーを取り換え、その時間も含めた合計タイムで順位を争います。
スプリント種目には「スプリント」と「チームスプリント」の2つの種目があります。
スプリント
この種目は1レースごとに約1.5kmの距離を滑り、約2分半の短時間で行われるものです。予選はタイムトライアル方式で行われ、「インターバルスタート」(15秒間隔)が採用されます。準々決勝以降はいくつかの組に分かれて「マススタート」で進行され、各組の上位がトーナメントを勝ち上がります。
チームスプリント
この種目では2人1組でチームを組み、それぞれが3回ずつ滑走します。「マススタート」で行われます。
1チーム4人で構成して、種目が行われます。
競技初回実施大会 | シャモニー・モンブラン1924冬季大会 |
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TEAM JAPAN初出場大会 | サン・モリッツ1928冬季大会 |
競技別累計メダル数 |
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2024年1月1日時点
TEAM JAPAN記録を見る【クロスカントリースキー 男子 4×7.5kmリレー 銅メダル】廣瀬 崚 選手、羽吹 唯人 選手、星野 誉貴 選手、森口 翔太 選手|FISU 冬季ワールドユニバーシティゲームズ2023
【クロスカントリースキー スプリント 混合団体 金メダル】廣瀬 崚 選手・祖父江 凜 選手(ともに早稲田大学4年) |FISU 冬季ワールドユニバーシティゲームズ2023
【クロスカントリースキー 男子 10km パシュート 金メダル】廣瀬 崚 選手(早稲田大学4年) |FISU 冬季ワールドユニバーシティゲームズ2023
【クロスカントリースキー 男子10km クラシカル 金メダル】廣瀬 崚 選手(早稲田大学4年) |FISU 冬季ワールドユニバーシティゲームズ2023